ソリューションエンジニアを志望する理由
理由は三つある。一つ目は、お客様の希望をカタチにし、安心を提供したいと考えているからだ。私はカスタムサラダ専門店でのアルバイトで、お客様との会話を通じて、一人ひとりに合った提案を行いながら希望に沿ったサラダを提供してきた。この経験を通して、相談から解決まで一貫して相手に寄り添うことが安心へと繋がることを実感し、やりがいを感じたため、当職を志望する。
二つ目は、チームで協力して働くことに魅力を感じているからだ。私は高校の弓道部とカラオケでのアルバイトを通じて、目標達成に向けて仲間と協力することの大切さを学んだ。中でも、「Fujitsu Uvance」のもと重点注力分野を明確に掲げ、チームで一体となってパーパスの実現に取り組む貴社であれば、力を最大限に発揮できると考えている。
三つ目は、お客様、社員の双方に寄り添うことができるプロジェクトマネージャーを目指しているからだ。そのためには、お客様目線での提案力に加え、開発力を身に付ける必要があると考えている。そこで、上流から下流までの開発の一連の工程に携わることができる当職を志望する。また信頼される存在になるためには、挑戦をし続けさまざまな経験を積むことが大切であると考える。社員訪問で、「富士通は変革期であり、若手から挑戦できる」と伺ったため、貴社は私にとって恵まれた環境であると考える。
以上の理由から貴社のソリューションエンジニアを志望する。
学生時代に力を入れて取り組んだこと
私は、アルバイト先のカラオケ店で、ドリンク催促の電話を0件にした経験がある。自店は飲み屋街にあり、深夜帯に1時間1本以上のドリンク催促の電話がかかってきていた。私は「お客様に安心して楽しんでほしい」という想いから、ドリンク提供時間を短縮し催促の電話を無くすことを目標に活動した。日々の業務を通じ、提供が遅れる原因は従業員が各自の判断で動くことで厨房の人手が不足するからだと考えた。そこで私は各従業員の業務スピードを把握し、状況に応じて誰が何をすべきか考え指示を出した。各業務に対する人員管理を徹底し、厨房における人手不足の解消に努めた。また、店舗入り口の監視カメラと連動したiPadを通して、お客様の入店状況を把握することで、一歩先を見据えた指示を心掛けた。
具体的には、団体のお客様が来店された際、厨房に従業員を数名残すことでドリンク注文に迅速に対応できるように意識した。取り組みを始めた当初は、一方的な指示が多く従業員の意欲低下を招いてしまった。そこで、業務外でも積極的にコミュニケーションを取り、互いに意見の言いやすい関係を構築した。さらに、会話の中から各従業員のモチベーションの源泉を把握し、個別的な声掛けを行うことで、意欲低下の防止に努めた。お客様の安心し喜ぶ姿を原動力に3ヶ月活動を継続した結果、ドリンク催促の電話を0件にすることができた。
富士通パーパスを踏まえ、あなたが挑戦したいこと
私は、「個別ニーズに合わせた価値を提供し、安心に満ちた社会創造」に貢献したいと考えている。具体的には、多様化する消費者ニーズを把握した上で、最適なレコメンドをすることで、顧客体験の向上に挑戦したい。私はサラダ専門店でのアルバイトで、お客様の希望に沿った野菜を提供してきたが、価値観や趣味嗜好を加味した上での提案がより安心に満ちた価値提供につながると感じた。また、リテールテックJAPANの富士通ブースでVRを活用した買い物を体験した際、海外の商品を購入できるだけでなく、売上の一部を寄付に回せる仕組みを知った。オムニチャネル基盤を活用することで、積極的に寄付を行いたいという多様なニーズにまで対応できることを知ったため、将来はオムニチャネル基盤に携わりたいと考えている。安心に満ちた価値を提供する上で、自身が信頼される人材になることが不可欠であると考える。そのため、入社後はジャパン・グローバルゲートウェイ、エンタープライズアプリケーションDivisionのSAPコンサルタントとして、開発力と提案力を身につけ、社内外の人々を支えることができる存在を目指す。社員訪問を通し「提案する際は、新人の方も理解できるように説明すべき」と伺ったため、常にお客様目線を意識し業務に取り組む覚悟だ。その後、お客様と社員の両者に寄り添うことができるプロジェクトマネージャーとして、顧客体験の向上に挑戦したい。