26年卒
女性
早稲田大学
ES情報
学生時代に最も注力したことについて教えてください。(400字以内)
20名の文科系サークルにてイベントを運営したことです。練習成果を発揮し来場者に楽しんでもらうことが目的でしたが、出席率の偏りによる習熟度の差と練習意欲の低下が原因で、計画通り練習できないという課題がありました。出席率が低い原因を探り意欲を向上させるため2点取り組みました。まず、エンゲージメントサーベイを実施し満足度を数値化すると総合4.5/5と高水準でした。次に、1on1MTGを行い問題を言語化すると、出席率が低い部員は他の活動との兼ね合いで参加できない状態、出席率が高い部員は練習効果の低さを感じてる状態でした。部員たちに寄り添うため、出席率が低い部員にはオンライン講習を実施し、高い部員には全体音源を活用することで欠員を補い効果を最大化しました。結果、イベント後の組織満足度は5.0/5を、来場者満足度は4.8/5を達成しました。この経験から、相手の立場に立ち一人一人に寄り添う大切さを学びました。
志望理由を教えてください。
科学技術を通して人も自然も住みやすい世界を創ることが私の夢です。幼い頃から自然が好きでよく水族館に連れて行ってもらいましたが、地球温暖化が原因で生物多様性が失われているという展示を見て衝撃をうけました。豊かな地球環境を後世のために守りたいという思いから、3つを軸に就職活動をしています。1つ目は公益性が高いことです。企業や研究機関など様々な立場の方と全員の共通目標に向かって分け隔てなく事業を推進することができます。2つ目は広く科学技術の発達に携われることです。人々の意識に働きかけることももちろん大切ですが、技術で人のニーズを解決しなければ根本的な解決は不可能だと考えるからです。3つ目は環境問題に貢献できることです。私の夢である「人も自然も住みやすい世界を創る」ことは環境問題にアプローチすることで実現します。
特に新しい技術開発の推進や技術の社会実装を通してエネルギー・地球環境問題の解決をミッションとしている貴機構は、洋上風力発電を推進していたり、日本の技術を海外にも移転していたりしており、とても魅力に感じました。
私は相手の思いをくみ取り、関係者が納得いく方法を見つけ行動に移す力があります。この強みは、貴機構において様々な関係者と事業を進めていく上で、異なる立場や年齢の方と意思疎通をはかる点で貢献できると考えています。
地球環境を再生させるために必要となる、持続可能な資源循環を提案するとともに、その理由を述べてください。(600字以内)
再生可能エネルギーの活用を提案し、特に洋上風力発電を推進することを提案します。ここでの再生可能エネルギーとは温室効果ガスを排出せず、国内で生産でき、エネルギー安全保障にも寄与できるエネルギー源と定義します。パリ協定では、2050年までに脱炭素社会の実現を目指しており、SDGsの目標13に「気候変動に具体的な対策を」と明記されています。これらの背景として地球温暖化の原因が温室効果ガスだとされています。再生可能エネルギーは自国内でエネルギーを生産することができればエネルギー自給率が向上し、安定供給につながります。持続可能な資源循環のためには、一時的にエネルギー自給率に特化するのではなく、長期保有を前提とする消費者としての権利も守っていかなければならないと考えています。地球から奪う以上に、地球に返していく再生経済への移行を加速させることで経済の非物質化を図る必要があると考えています。特に日本においては四方を海に囲まれている分、保有する海洋面積が他国と比較して大きいという特徴があります。再生可能エネルギーのポテンシャルを考慮すると、洋上風力発電を推進することが人も自然も共生し、環境に負荷をかけない社会を構築することが地球環境を再生することにつながると考えています。