ソフトバンクバリューの5つの項目の中で、 あなたの強みと合致する項目を教えてください(複数選択可)。 また、その強みを発揮して成し遂げたエピソードを教えてください。(字数:200字~)
※ソフトバンクバリュー:No.1、挑戦、逆算、スピード、執念】
ソフトバンクバリューである「No.1」「挑戦」「逆算」「スピード」「執念」という項目は、私の強みとすべて合致する。
私が学生時代に最も熱中して取り組んだことは、大学受験予備校のアルバイトにおける校舎の生徒募集チームリーダーとしての活動である。私はリーダーとして新規生徒の獲得に注力し、校舎の在籍生徒数の底上げに貢献した。現状としては、地域に競合予備校が新たに開校したことで生徒数が年々減少しており、4月時点での在籍生徒数は180名、うち受験が終わる年度末には在籍生徒扱いにならない高校3年生が90名であった。そのような中で、年度末である3月の在籍目標を過去最高値の200名と設定し、目標達成に向けては残り110名の新規生徒獲得が必要となった。競合予備校に生徒数を取られている現状、魅力度・信頼度で劣っていると考え、「地域の中で最も信頼される予備校」と認識されることを目指した。そのため、ターゲット層である地域の高校生からの魅力度を高める施策を打ち、体験講習の参加者を増やし、入塾に繋げる必要があると考えた。
そこで、早急にチームメンバーのスタッフや社員の方と何度も会議を行い、強みである現役大学生スタッフによる学習指導を提供する機会を設けた。例えば、高校生を対象とした受験相談イベントを企画し、学生スタッフと学習法や進路について直接相談できる機会を設けることで校舎への信頼感を高めた。また、予備校主催の模試を受験した生徒の成績返却面談を行い、学生スタッフによる学習指導を実際に体感できるようにした。この2つの施策は6月・10月・1月の年3回行い、目標から逆算して長期休みの間に体験講習の参加者や入塾者が増えるように設定した。当初はなかなか結果が出なかったが、夏休み以降体験講習に参加する生徒が徐々に増え、入塾者が大幅に増加した。最終的な在籍生徒数は目標数値を超える215名まで到達した。
この活動を通して私は、生徒数減少といった現状からの脱却を目指して過去最高の数値目標達成に「挑戦」し、競合予備校に負けない、地域の中で「No.1」と呼ばれる予備校になることを目指した。ゴールとなる数値目標達成から「逆算」し、いつまでに何をやるべきかを常に意識して物事を進め、課題解決に向けての施策を行う際は「スピード」を重視して行い、在籍生徒数という最終的な成果が出るまで「執念」深く活動に取り組んだ。5つのソフトバンクバリューは私が取り組んだ活動の中で強みとして表れている。
ソフトバンクでどのような挑戦をしたいですか。 その実現のために現在までに取り組んでいることは何ですか。(字数:200字~)
私は貴社に入社後、地域創生のプロジェクトに関わりたい。地域の課題解決に取り組み、日々の暮らしの中から不便をなくし、人々が快適に生活できる環境作りの手助けをしたい。
私が地域創生に興味を持つようになったきっかけは、父の地元である愛媛県今治市が地域創生活動に積極的に取り組んでいる自治体であるからである。今治市は最近では、電話やアプリなどで簡単に呼ぶことの出来る相乗り型タクシーに近い新しい交通サービス「Mobi」を市内の一部地域において導入したことでも知られる。「Mobi」はバスなどの公共交通機関が少ない地域において、徒歩や自転車、マイカーなどで行っていた移動をより快適で便利にするものであり、高齢者の人口の割合が多い同地域におけるタウンモビリティとして活用されている。このような取り組みを身近で見て、自らも将来的にこのような取り組みに関わり、地域社会に貢献したいという思いが芽生えた。貴社はグループの強みである通信技術や最先端テクノロジーを駆使して、地域の人々の暮らしをより便利で豊かなものにするため、交通・医療・教育など、様々な領域においてプロジェクトを展開している。具体的には、茨城県境町での自動運転バスの導入事例や長崎県五島市での医療用MaaS「モバイルクリニック事業」、GIGAスクール構想などが挙げられる。人々の豊かな生活のため、様々な領域において強みを生かそうとする貴社の「挑戦」の姿勢は、私にとって非常に魅力的に感じられた。貴社に入社し、そのような取り組みに挑戦したい。
このような将来の挑戦のために自身が取り組んだこととしては、昨年の夏休みに地域創生活動に取り組む3日間の短期プログラムに参加した経験がある。実際に現地に赴き、活動を行っている方たちの話を聞いたほか、プログラムに参加した学生たちでその地域の課題を解決する新たなプロジェクトを考案したりしたことで、地域創生に関わりたいという気持ちがより高まった。就職活動を終えた今年の夏休みや来年度の春休みには、より長い期間で実際の活動に深く関わることの出来るプログラムに参加してみたいと考えている。