大学及び大学院時代で、一番力を入れて取り組んだことは何ですか? その取り組んだ内容について、どのような「想い」を持って取り組んだか、その想いの実現に向けてどのように行動したかや、取り組みの結果を踏まえて、お書きください。(400字以内)
部員100人を超える体育会組織において、創部史上初めて2年生で公式戦ベンチ入りを果たした。1年生の頃からチームの勝利に直接貢献したい想いを強く抱いていたこと、お世話になった先輩と一緒の舞台に立つことがその先輩への1番の恩返しだと考ていたことから、公式戦ベンチ入りを目標に部活動に励んだ。その際ベンチメンバーの大半が年功序列で決まる組織の風習があり、唯一無二の存在価値をいかに創造するかが自身の課題であった。そこで「コーチ業の代替」ができれば自分にしかない価値の創造が可能だと考え選手の交代管理に取り組んだ。誰もがスタッフ業務を極める中、視点を変えてコーチ業にシフトしたことでベンチ入りを達成し、尊敬する先輩と共に戦うことができた。チームの勝利に直接貢献したいという熱い想いを持って起こした行動は、ベンチメンバー入りを果たすことに繋がり、チームの3年ぶりの公式戦勝利にも貢献できた。
今までに直面した一番大きな困難は何ですか? その困難をどのように乗り越えたかや、その経験を通して何を学んだかを踏まえて、お書きください。(400字以内)
体育会運動部のマネージャーとして活動した際に、解決すべき問題が一向に解決に向かわないという困難に直面した。データを取っていく中で”ある課題“が見つかったが、その事実を説明しても一向に改善されなかった。全体への説明では自分自身がその原因となっている”当事者意識”を持てないことが改善されない要因であった。そこで意識したことは1)個人へのアプローチ2)信頼関係の構築の2つである。全員に個別で改善点とチームに貢献できている点を伝え、課題を身近にかつ前向きに捉えてもらえるように働きかけた。また、信頼関係のない状態では意見を受け入れてもらえないと考え、自らを曝け出し相互理解に努めた。すると解決すべき数値は10%改善された。課題解決において課題の発見や伝達方法が重要であることは大前提として、課題を解決していく上での基盤となる信頼関係など、自分自身が活躍できるステージを作り上げることの重要性を学んだ。
あなたにとって、仕事とは何ですか? あなた自身が大切にしている価値観などを踏まえて、お書きください。(400字以内)
仕事とは学生時代に描いた夢を形にできる場所である。中学生の頃から学校の研究活動やボランティア活動でSDGsを掲げて、持続可能な社会の構築のために何ができるのかを考えてきた。それと同時に考えるたびに自分の無力さやできることの小ささに嫌気が刺していた。しかし企業の力があれば、企業の持つ製品や独自の技術、長年築き上げてきた信頼や沢山の人の力によって持続可能な社会の構築に密にアプローチできる。困っている人を助けたい、幸福な人を増やしたいという学生の頃に抱いた想いを世界中に伝播させる力を持つものが「仕事」である。また私は日頃から「自分がやる」という使命感と熱い気持ちを持って物事に取り組むことを大切にしている。ただ日々の業務をこなすのではなく「私が世界を変える」という強い気持ちを持って取り組まなければ、企業の力を持っても世界は変えられない。本気で世界を変えるということに向き合えるものが「仕事」である。