今までの人生で頑張ったことを教えて下さい。
大学時代のバイトの経験である。2年からはエリアマネージャーになったため、社員の方とバイトの両方と円満な関係を結ぶことや会議で積極的に意見を述べることなど、自分の役職にふさわしい立ち振る舞いを心掛けた。
お答え頂いた取り組みの中で苦労したことや克服したこと、そこから得たものをプロセスが分かるように教えてください。
塾の講師としての活動だ。最も苦労したことは生徒のモチベーションの維持である。担当が浪人生ということもあり、学校という場がない生徒のやる気をどのように維持するかが課題であった。この課題を解決するために、エリアマネージャーとして二つの施策を提案した。一つ目は毎週実施されるテストの順位表を貼り出すことである。これは順位表をきっかけに生徒同士に横のつながりを作らせ、またお互いをライバルとして意識させる狙いがあった。二つ目は定期的にチューターと生徒の面接の場を設けることである。定期的に勉強計画を修正することに加えて、雑談や具体的な大学生活の話をすることで生徒のやる気を上げる狙いがあった。上記の取り組みは、生徒に実施されたアンケートにおいて高い評価を受け、生徒を第一志望の学校に送り出す手助けになった。この経験から問題を分析して適切な解決策を考える思考プロセスが身についた。
これまでの人生で力を入れた取り組みについて、SMBC グループ人財ポリシーで求める「プロフェッショナル」「チームワーク」「挑戦」それぞれの発揮事例を教えてください。
『プロフェッショナル』
高校の部活動の中で養った。まず部員全員が同じ目標に向かって取り組む中で、自分の役割を見つけそれを責任もって果たすことを意識して活動を行った。また、活動の中で常にチームに寄り添い尊敬できる先輩に出会い、感化され自分も部活に対する意識が高まっていることに気づき、組織の中で情熱をもって取り組む人がいることの重要性を学んだ。その後の活動では自分が周りを引き上げる存在になれるように常に先頭に立って物事に取り組むことを意識している。
『チームワーク』
文化施設でのアルバイトで発揮した。多くのスタッフと協力するため、さまざまな価値観を持つ人たちと共に働く必要があるため、日頃から積極的にコミュニケーションを取り、チーム全体でスムーズに業務を進められる環境を作ることを心がけていた。特に、業務中にミスがあった際にはすぐに周囲に助けを求めたり、新人が質問しやすい雰囲気を作ることが重要だと感じた。コミュニケーションを通じて働きやすい環境を作れていたと実感している。
『挑戦』
資格試験勉強の際に発揮した。金融に興味があり、その知識を深めるための挑戦として資格取得に取り組んだ。まず、ファイナンシャルプランナー3級の資格を取得し、金融全般の知識を学んだ。その勉強をしていく中で不動産の税法に興味を持ち始め、その延⻑で不動産業全般にも興味を持ち、宅建資格の取得にも挑戦した。次々と自分の興味を増やし、新たな目標を自分で設定し、挑戦できる部分は自分の大きな強みだと感じている。今後も常に新しいことへ挑戦する姿勢は大事にしようと考えている。
将来像を教えて下さい。
社会全体に対して影響を与えられ、全ての人がお金に困らない社会を作りたいと考えている。そのためにはより多くの人が金融リテラシーを高め、投資を行う必要があると考える。金融業界で大きな影響力を持つ貴行で自分の金融リテラシーを高め、社会全体に影響を与える商品開発や活動に関わることで、一人でも多くの人がお金に困らない社会を目指したい。
志望する理由をご記入下さい。
ウェルスマネジメントと証券の両方を学べる環境に魅力を感じた。両方の分野に深い関心をもっているため、実務の中で両方について学べ最適だと考える。また、高い金融知識が求められる環境に身を置くことで、自身も成⻑しながら貴行に貢献したい。