入社後どのようなことを挑戦したいと考えますか。
貴社に入社後、管理栄養士の知識と学生時代の学びを活かし、喫食者の満足度向上に貢献したいと考えています。これまで、給食経営管理や食品衛生学等を学びながら、献立作成や食品の安全管理について知識を深めてきました。また、実習を通じて、限られた条件の中で「おいしさ」と「栄養バランス」を両立させる難しさや工夫の大切さを実感しました。学びを活かし、「食事の時間が楽しみで待ち遠しい」と思ってもらえる食事を提供できるよう努めてまいります。入社後は、まず現場での業務を一つひとつ吸収し、調理や献立作成の実務を深く理解したいと考えています。その上で、食材の供給状況や多様な食のニーズに柔軟に対応できるよう、献立の工夫や業務の改善に積極的に取り組み、貴社の事業に貢献していきます。
学生時代に力を注いだことを教えて下さい。
私が大学生活で力を注いだことは、「栄養教育論実習」の発表です。授業では、各自が与えられたテーマに沿って栄養指導を考え、先生を患者役として指導を行います。私は「経腸栄養とは?」をテーマに発表しました。栄養指導である以上、講義のようにならないよう工夫しながら、患者役の疾患や設定を考えることに苦労しました。病院実習の経験や文献を基に、疾患に適した指導内容を組み立て、発表資料を作成しました。作成後は、友人に何度も発表し、指摘を受けた点を修正、想定質問への対応も準備し、より伝わりやすい説明ができるよう工夫を重ねました。結果、「わかりやすい栄養指導だった」「病院の管理栄養士のようだった」と評価を得ることができました。この経験を通じて、自身の課題を的確に捉え、粘り強く改善を重ねることで、質の高い発表につなげられると実感しました。