長所(と理由背景)
私の強みは思いついたことを確実に形にする実行力です。私は高校時代に運動部の部長を務めました。後輩がわずか4人しかおらず廃部の危機でした。新入生歓迎会での勧誘活動を行いましたが、入部希望者数は増えませんでした。そこで、全校生徒が参加できるテニストーナメントを企画しました。部活動に関係なく、ダブルスのトーナメント形式の大会を開催し、テニスへの興味を促進することを目指しました。その結果、入部希望者が前年の5倍の20人に増えるという結果につながりました。このように、皆が思っていても実行できなかったことを行動に移すことができます。
短所(と理由背景)
当事者意識が強すぎて何に対しても自分が自分がと前に出てしまって仲間の活躍するチャンスを奪ってしまうことです。テニス部の部長を務めていた際に部員からもう私についていけないから部活を離れたいと話されたことがあります。その時に自分があまりにも周りが見えていないことに気づきました。
その弱点をどうカバーしているか
組織の視点を常に意識し、組織のゴールに対して自らの役割や求められることを理解することで、自らの行動を明確にし、最大限のパフォーマンスを発揮できると考えています。自分ができない部分は、仲間をモチベートすることで補うことがあります。仲間が自らの役割を持つことで、適任者が仕事を担うことができ、チーム全体のパフォーマンスが向上し、チームとしての成果を上げることにつながると信じています。
好きなこと(と理由背景)
自分と異なる経験を持つ人々との対話が好きであり、そのような瞬間が何にも代えがたいと感じています。さまざまな人々の価値観や考え方が組み合わさったときに生まれるシナジー効果を味わうことが特に好きです。年齢や国籍などが異なる人々との交流が魅力的であり、特に海外の方々との対話を好んでいます。私自身が経験したことのない視点や経験を持つ人々と一緒に働きたいと考えています。例えば、ある国の衣料品店で出会ったさまざまな国籍の方々や、兵役を終えたばかりの韓国人の方、自国に嫌気がさしたロシア人の方など、自分とは異なるバックグラウンドを持つ人々との対話を通じて、全く新しい視点や意見を吸収しながら自己成長を感じます。
嫌いなこと(と理由背景)
自分の意見を全く言えない環境で働くことが苦手です。高校時代に自分の思いついた練習プランを先輩たちへ伝えようとした際、なかなか意見が通じず、自分の声がかき消されるような経験をしました。その時のもどかしさや無力感が、自分の意見を言いづらい環境に対する不安を抱かせました。
この経験から、自分の意見が尊重される職場環境を求めるようになりました。チーム内でのアイデア交換や意見のやりとりは、新しいアイデアの発想や問題解決に欠かせないと考えています。自分の経験や視点がチームに貢献できると信じているので、自由に意見を述べられる環境での仕事を希望しています。
苦手なこと(と理由背景)
諦めることが苦手です。日本語が話せない家族と話したいという思いから、英語力向上のために大学入学前から留学することを考えていました。しかし、コロナ禍で大学の留学プログラムが中止になってしまいました。それでも諦めきれず、休学を決意し、語学学校に通いながらオーストラリアで一年間、売り場スタッフとして働くことにしました。自分の中で解決できない問題に直面すると、その問題が解決するまで、すぐに行動に移してしまいます。
挫折(なぜそれが自分にとって挫折なのか?)
挫折経験はオーストラリア留学でのネイティブスピーカーとのお客様対応でした。留学前は、交換留学生が集まるイベントに積極的に参加し、オンライン英会話などで英語に触れる機会を増やしていました。実際に働いてみると、現地の人のアクセントを理解するのが難しく、何度も聞き返すことが多く、自分の英語に自信を失いかけました。しかしそこで諦めずに、現地の交流会に参加し、バーで現地の方たちに積極的に話しかけることで、現地の友達を増やしていきました。また、分からない単語や表現があった際はすぐにメモを取り、次の会話に活かし、実践的な英語を吸収していきました。
その結果、リスニングとスピーキングが飛躍的に向上し、商品説明や仲間とのコミュニケーションが以前よりも円滑に行えるようになりました。英語力が伸びただけでなく、どんな困難も笑顔で楽しむスキルを身に着けることができました。
将来像(どんな社会人になっていたいか、生活をしていたいか?)
仕事における専門性と業務外の人間性の両方で周囲から信頼され、第一に相談される存在でありたいと考えています。私は「相談される=日頃から周囲に価値提供ができている」と考えており、そのためには日々新しい知識やスキルを学び、自分自身を高めること、仲間とのコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことを重視し年齢や性別関係なく人間関係の構築が不可欠だと考えています。
働く目的(働くことを通じて何を得たいか、何を欲しているのか、何を叶えたいか?)
一人でも多くの方から「ありがとう」をいただくことです。
どのような企業がその人にとっての居場所、介在価値を感じられるのかを常に考え、人の成長に併走できる自分でいたいと感じております。私は人の話を聞くことが得意であり、その中で私なりの考え方やアプローチを加えユーザー、クライアントに伝えることで、Win-Winの関係を築き私と出会えてよかったと言ってもらえることができると考えています。リーダーになれるチャンスがあれば率先して引き受けチームや部門をリードし、メンバー個々の能力を最大限に引き出し共に成長し、成功を築いていきたいと考えています。そして自分の専門分野にとどまらず、幅広い視野からプロジェクトに取り組み、複数のクライアントを抱えるパートナーとして貢献したいと考えています。
軸(企業選びだけでなく、働く、生きる上で大事にしたい・叶えたいもの)
・年功序列を感じさせない実力主義で早いうちからどんどんミッションを任せてもらえる環境であること。
・人の居場所を作る仕事に携われるかどうか
・課題解決に対して多面的なアプローチ方法を取ることができる、本質を見抜く、などの課題解決のために必要な力を多く持った人とともに、高い成果が求められる課題に取り組む機会が多くあること
軸にした理由(どんな過去経験や将来像からそう思ったのか?)
・私がやりがいを感じるのが「誰かのためになること」だからです。
そのように考えるきっかけに、アルバイトの経験があります。アルバイトにおいて、私がやりがいを感じた瞬間は、自分のためだけに働き、お金を稼ぐ時ではなく、自分の仕事によって店舗やお客様に喜びを提供できた時でした。さらに、これまでの人生を振り返ると、いかなる時も周りのために自分が支えになりたい、という強い想いから、キャプテンや代表を務めてきました。社会に出ると、今まで経験したことのない責任と困難にぶつかると思います。そんな時こそ、自分が大切にしてきた「誰かのためになる」ということを何度も思い返すことで乗り越えていきます。自分の想いを原動力に、会社を通して、社会課題にチャレンジをしていきたいと考えています。
・居場所を探している方、介在価値を探している人たちに居場所を提供できる架け橋のような存在になりたいからです。私は中学高校時代に運動部の部長を務め、メンバー全員にとってチームが居心地の良い場所になるよう努めました。ミーティングを増やし、チームに対して不満を持つものと向き合い、不満な点を見極め、部長としての意見以外にもチーム全体で意識共有をしていきました。
その結果、年齢や経験の違いを超えて、メンバーがお互いに尊重し合い、協力し合えるようなチームを作ることができました。この経験から、人に居心地の良い場所を提供することの喜びを感じ、心地よい場所を提供できる環境で働きたいと考えています。
・私は課題解決の経験や知見に長けた人とともに働くことで、必要な力を学び取りたいと考えているからです。
大学三年時にあるコンテストに出場した際にプランをまとめることがなかなかできず、プランを作成しては教授に却下されることを繰り返し本番2週間まで案が通らず困っていました。
そこで班にコンテスト出場経験のある先輩たちを招きチームで最初から案を練り直してみました。先輩からはまったく視点の違う意見が挙がりました。全員が互いの考えを丁寧に時間をかけて徹底的に議論を重ね、ようやく1つのプランを見つけ出しました。
そのプランとは、私一人では到底たどり着けないまったく新しいものであり、この時に個人の考えはチームで生み出す成果には及ばないことを実感し、さらに自分の考え方の偏りに気づかされ、相手の意見と自分の意見を擦り合わせる能力も鍛えられ大きく成長しました。
この一連の経験から課題解決の経験や知見に長けた人とともに働くことで、必要な力を学び取りたいと思います。また、より高い成果を求められる課題、より多くの課題を経験することで、少しでも早く成長したいと思います。