大学/大学院での専攻のテーマについてお書きください(研究、ゼミ等)。
ミクロ経済学について研究している。私は経済学を学ぶ事を通して論理的思考力を養いたいと考え、この研究テーマを設定した。活動内容としては経済学に関する英語の教科書を読み込み、内容をプレゼン資料にまとめ、ゼミ生と教授の前でプレゼンしている。またインゼミやタイ合宿では他大学の学生に向けて、プレゼンを行った。
学生時代において一番のチャレンジについて教えてください。
ゼミの合宿でのコンペティションにおいて最優秀賞を獲得した経験だ。私の所属しているゼミでは毎年9月にタイで合宿を行っている。その活動の一環としてチュラロンコン大学へ赴き、チーム毎に書籍プレゼンテーションを行うコンペティションが催される。その際に、私達のチームは「pyramid principle」というロジカルシンキングに関する書籍を紹介したのだが、「内容が複雑かつビジネスシーンに関する内容をどのように学生に分かりやすく伝えるか」ということが課題であった。そこで私達のチームでは内容と発表技術の2点にフォーカスし、二つの施策を行った。
一つ目は、関連書籍を一人三冊以上読み込んだことだ。関連書籍を読むことで自分たちの理解を深めただけでなく、身近な具体例を取り入れ、実際に聴衆に実践してもらうことで聴衆の理解度と関心を高めた。また分かりやすい英語表現を取り入れることによって親しみやすいプレゼンテーションを心がけた。
二つ目は、聴衆の反応に合わせたプレゼンテーションを徹底的に練習したことだ。聴衆の反応に合わせて話すスピードを調整するだけでなく、柔軟に説明を追加できるよう教授や友人など様々な人との練習を通じてスキルを向上した。
二つの試作の結果、理解しやすくかつ飽きのこないプレゼンテーションを実現し、生徒の投票により最優秀賞を獲得した。この経験を通じて私は、相手視点でニーズを汲み取ることの重要性を学んだ。