はじめに
この記事では、日鉄ソリューションズ株式会社(NSSOL)の内定者が提出したエントリーシートの情報を紹介します。
日鉄ソリューションズ株式会社(NSSOL)は、世界でもトップクラスといわれている国内大手のIT企業です。
システム開発・運用、コンサルティングサービスなどのSI事業におけるITインテグレーション力を培っています。
就職を希望している人は多く、中でも日本トップであるNSSOLを第一志望としている人は例年非常に志望者が多いです。
本記事では、内定者のエントリーシートや面接内容について独自に調査し、NSSOLならではのアピールポイントと書き方を詳しく解説していく最後まで目が離せない内容になっています。
エントリーシートや面接に不安を感じている方は是非最後までお付き合いください。
日鉄ソリューションズ株式会社の頻出質問事項
NSSOLの選考ステップは以下の通りです。
1次選考:書類選考
2次選考:一次面談
3次選考:二次面談
4次選考:人事面談・作文・適性検査
選考ステップは、採用形式や年度によって異なります。
必ず説明会などで自身の受ける選考スケジュールを確認しましょう。
また、NSSOLでよく問われる質問事項は以下の通りです。
<エントリーシート>
Q1.志望理由
Q2学生時代最も力を入れたこと
Q3.学業で最も力を入れたこと
Q4.自己PRとその他の経験.
問われる内容は、基本的な質問がほとんどになります。
NSSOLの選考は面接が進んでも、エントリーシートの基本的な質問を深めていく傾向が多いです。
そのためエントリーシートの作り込みの度合いがその後の選考を左右します。
NSSOLでは、新しい価値の創出を掲げていますので、「チャレンジすることに抵抗がないか」「変化を楽しんで前向きに対応できるか」などチャレンジ精神や対応力などを見られる傾向があります。
NSSOLで働きたい理由や企業を選ぶ軸を明確にしつつ、学生時代に力を入れたこと、自身の強みなどの内容を合わせるようにすると、面接の場でも上手にアピールすることが出来るのでぜひ意識して書いてください。
日鉄ソリューションズ株式会社のエントリーシート一覧
NSSOLに対する志望動機をご記入ください。【400文字以内】
私の夢は、社会課題の解決を通じて豊かな人間社会の実現に貢献することだ。
社会課題が複雑化している現代では、ひとつのスキルだけで問題対処に立ち向かうのは困難だ。
ジャンルの異なるスキルや知識を掛け合わせ、集合的な価値を創造するプロセスが不可欠であり、これを可能にするのがITの力だと考えている。
そんな中、社会を支える全ての産業をフィールドとして、ITを駆使しながらお客様ニーズに応え挑戦を加速させている貴社事業に、強い魅力を感じた。
お客様の唯一無二のパートナーとしてビジネス価値を高めるサポートに尽力し続けている貴社で、私の夢を実現させたい。
何よりも、鉄のDNAを引き継ぎ、本質を見抜く力と高度なIT力を備える貴社でしか実現できない未来を創ることに貢献したい。
以上より、自分の可能性を広げるための挑戦を続けると同時に、社会の未来を切り拓く挑戦にも取り組める貴社への入社を熱望する。
学生時代に最も力を入れたことをご記入ください。【400文字以内】
学生時代に力をいれたことは、アルバイト先である塾のSNSを通じた広報活動である。
勤務先の塾は、大手の塾に比べ規模が小さく、知名度も低かったため、年々生徒数が減少していた。
そこで私は、大規模な宣伝活動には膨大な費用が掛かるが、YouTubeへの動画投稿は、低コスト且つ宣伝効果も見込めると考えた。
そして、動画撮影や編集の専門的知識を有している者が誰一人としていない環境下で、1年以内にコンタクト数2倍という目標を掲げ、動画投稿を開始した。
まず、誰が撮影・編集を担当しても、同じクオリティの動画を作成出来るようマニュアルを作成した。
さらに、月に1度ブレインストーミングの機会を設け、チームで意見を出し合いながら、再生回数増加だけでなく視聴持続率も増加するような動画内容を目指した。
約1年間継続して動画投稿を行った結果、コンタクト数は以前に比べ2倍以上増加し、生徒数減少という課題解決に貢献出来た。
学業で力を入れたことについてご記入ください。【400文字以内】
環境問題に関する世界と日本の法システムについて学びを深め、持続可能な社会を創り支えるための教養を深めることに力を入れてきた。
持続可能な社会を築くためには、一ヵ国のみの努力だけではなく、国際社会全体が共通認識を持ち目標達成に向けて努力する必要がある。
そして、国際社会全体で目標達成に向けて取り組むためには、共通目標、すなわち国際的な枠組みが不可欠だ。
よって、国際合意を形成する枠組みについて見識を深めるべく、国際環境法ゼミに所属し、環境問題における多国間交渉の学びに特に力を入れてきた。
現在は、年度末に提出するゼミ論文作成に尽力している。
ゼミ論では「洋上風力発電の排他的経済水域(EEZ)への展開と法的課題」をテーマに掲げ、EEZ内の権利や利益調整について研究している。
大学での学びから培った持続可能な社会を創り支える力を、貴社でも活かし未来に続く価値創造に貢献したい。
その他経験・自己PR等についてご記入ください。【400文字以内】
私の強みは、集合的な創造性を生み出せる対話力があることだ。
私は中学時代から約8年間演劇を続けている。
演劇は、ひとりだけが努力しても価値ある作品を創り上げることはできない。
役者と裏方が手を組み、信頼関係を構築させながら、全員で一から作り上げ、お客様に届けるのが演劇だ。
チーム全員で一から価値創造を行う演劇に尽力した経験から、チームの最大成果を導き出すためには、対話を通して信頼関係を構築させ共通目標を明確化することが重要だと実感した。
そのため私は、役者や裏方といったセクションの壁を越えチーム全員と積極的に対話を行うことで、各々の力を最大限発揮できる環境作りに貢献してきた。
今後も、個々の努力の結晶である集合的な創造性を生み出せる対話力を活かし、1 + 1を10にも100にも出来るチーム環境の確立に貢献していきたい。
日鉄ソリューションズ株式会社のESはここを対策しよう!
まず、NSSOLのエントリーシートで意識すべきことは、意見を述べるときの書き方です。
NSSOLでは、スタッフや顧客へ問題解決や改善に向けて簡潔に解決策を講じる必要があります。
そのため、エントリーシートを作るときからロジカルに分かりやすく伝えることが重要で質問に対しては、以下の順序で書くことを意識しましょう。
書き方
- ・結論を簡潔に提示
- ・結論に至った理由/根拠
- ・理由を分かりやすくするための具体例
- ・再び結論を強調する
このような書き方をすることで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつロジカルに分かりやすく伝えることができます。
また、この会社を選んだ理由を明確にすることもポイントです。
NSSOLの選考は、面接が進んでもエントリーシートから話題を深めていく傾向があります。
NSSOLは、IT業界ですが、ITに興味がある方だけでなく、社会に貢献したいという思いが強い方を求めている会社です。
「なぜNSSOLなのか・なぜこの職種なのか」を明確にしてエントリーシートを作り込むことで、NSSOLの志向に合ったストーリーが展開できるようになります。
エントリーシートの項目は、「志望動機」「学生時代の経験」「NSSOLだからこそ志望したい理由」の3つの視点が選考で重要です。
NSSOLの特徴や抑えるポイントは以下のようなものが挙げられます。
NSSOLのポイント
- ・人材の中でNSSOLだから志望したい理由を明確にする。
- ・結論ファーストでの応対を意識する。
- ・印象に残りやすいエピソードを盛り込む。
- ・社会に役立ちたいと考える
- ・責任感があり、自分の成長にも前向きなタイプが好まれる。
- ・個性を活かし、チームワーク力を大切にする
- ・チャレンジ精神を大切にする社風
- 面接で掘り下げたときにNSSOLの求める人財像(公式HP参照)に沿った話がしやすいエントリーシート作りをする。
さいごに
NSSOLのエントリーシートの作成や面接のポイントについて詳しく解説しましたが、最後に重要なポイントをもう一度確認しておきましょう。
NSSOLで働きたい理由や企業を選ぶ軸を明確にすることはもちろん、企業理念や文化に対する理解と共感を示すことが大切です。
また、自分の強みをNSSOLでどのように活かせるか、具体的なキャリアプランを描くことも忘れずに取り組みましょう。
学生時代の経験をアピールする際には、チャレンジ精神やリーダーシップ、そして目標のために前向きに努力する姿勢を重視するNSSOLの社風に合ったエピソードを選ぶことが重要です。
NSSOLの内定者のエントリーシートを参考にしながら、自分自身の強みや個性を最大限にアピールし、内定を勝ち取りましょう。
皆さんの就職活動が成功することを心から応援しています。