はじめに
この記事では、東日本銀行の内定者が提出したエントリーシートの情報を紹介します。
東日本銀行は、東京を拠点に1都5県にまたがる第二地方銀行です。
「フェイス・トゥ・フェイス」の対応を大切にし、信頼される地方銀行で、地方とのつながりを通して地域貢献や新規事業などに関わりたい就活生に人気が出ています。
金融業界の就職を希望している人は多く、中でも日本最大のフィナンシャルグループである東日本銀行を第一志望としている人は例年非常に多くの志望者が多いです。
本記事では、内定者のエントリーシートや面接内容について独自に調査し、東日本銀行ならではのアピールポイントと書き方を詳しく解説していく最後まで目が離せない内容になっています。
エントリーシートや面接に不安を感じている方は是非最後までお付き合いください。
東日本銀行の頻出質問事項
東日本銀行の選考ステップは以下の通りです。
1次選考:エントリーシート提出・適性検査
2次選考:一次面接
3次選考:二次面接
4次選考:最終面接
選考ステップは、採用形式や年度によって異なります。
必ず説明会などで自身の受ける選考スケジュールを確認しましょう。
東日本銀行でよく問われる質問事項は以下の通りです。
Q1.志望理由
Q2.今まで挑戦したこと
Q3.自身の強みを活かして東日本銀行で実現したいこと
Q4.学生時代力を入れて頑張ったこと
Q5.学業やゼミで取り組んだこと
Q6.人と接するときに気を付けていること
問われる内容は、基本的な質問がほとんどです。
東日本銀行の選考は面接が進んでも、エントリーシートの基本的な質問を深めていく傾向があります。
そのためエントリーシートの作り込みの度合いがその後の選考を左右し、また面接で特徴的なことは、直接人と関わるときの対応を大事にしている企業のため、人柄やコミュニケーション力などを見る質問が多いです。
また金融業界のなかでも東日本銀行で働きたい理由や企業を選ぶ軸を明確にしつつ、学生時代に力を入れたことなどの内容を合わせるようにすると、面接の場でも上手にアピールすることが出来ます。
ぜひ意識して書いてください。
東日本銀行の内定者エントリーシート一覧
これまでの経験で、あなた自身が最も挑戦したと思えることは何ですか?具体的なエピソードを400字以内で記述してください。
学生コーチとして高校のバドミントン部の練習メニューの改革を行い、部の目標であった全国大会出場に貢献したことだ。
私がコーチになった年は結果が出ていなかったが、伝統的な練習メニューを変えることが出来ず悪循環に陥っていた。
そこで私は2つのことを実践し、1つ目は部員全員の課題をノートにまとめ渡すことだ。
自分の課題を客観的な視点から伝えることで、意識するきっかけにして貰おうと考えた。
さらにそのノートで意見交換を行うことで生徒の本音に向き合う機会を増やし、モチベーションを維持することに成功した。
2つ目はその課題を解決する練習メニューを生徒と一緒に考え実行することだ。
自ら考え行動するという経験を得たことで生徒に自主性が生まれ、部員同士のアドバイスも活発になり私の助言なしでも練習メニューを作れるようになった。
この経験から自らが問題意識を持って、行動する事で周囲と協力しながら状況を変えられることを学んだ。
あなたが東日本銀行で実現したいことは何ですか?また、そこにあなた自身のこれまでの経験や強みをどのように活かせますか?(400字以内)
「お客様の夢や挑戦に最後まで寄り添い、地域に欠かせない存在」となりたい。
私のアルバイト先である飲食店がコロナウイルスの影響でお客様が激減し閉店、そのまま会社が倒産してしまった経験がある。
こういった経験から中小企業には売上拡大、コスト削減といった様々な課題があることを学んだ。
貴行はこういった課題に対応すべく中小企業のトータルパートナーとして、企業のライフサイクルに応じた支援を行っている。
さらに貴行は「フェイス・トゥ・フェイス」を掲げ、お客様との距離感を大切にしている点にも魅力を感じる。
この想いに対して私の強みである「課題を発見し、解決に導く力」を活かしたい。
学生コーチの経験を得て相手の潜在的なニーズを引き出す傾聴力と、そのニーズに対する提案力を磨いてきた。
入行後はこの強みを活かし、お客様にとっての最善を最後まで考えることで地域に欠かせない存在になりたい。
東日本銀行のESはここを対策しよう!
まず、東日本銀行のエントリーシートで意識すべきことは、意見を述べるときの書き方です。
人と接する機会のある仕事のため、質問に対してきちんと意見を伝えられるかということもポイントになります。
そのため、エントリーシートを作るときから簡潔に分かりやすく伝えることを意識しましょう。
質問に対しては、以下の順序で書くことを意識すると伝わりやすいです。
書き方
- ・結論を簡潔に提示
- ・結論に至った理由/根拠
- ・理由を分かりやすくするための具体例
- ・再び結論を強調する
このような書き方をすることで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつロジカルに分かりやすく伝えることができます。
またこの会社を選んだ理由を明確にすることもポイントです。
東日本銀行の選考は、面接が進んでもエントリーシートから話題を深めていく傾向があります。
「なぜ東日本銀行なのか・なぜこの職種なのか」を明確にしてエントリーシートを作り込むことで、東日本銀行の志向に合ったストーリーが展開できるようになります。
エントリーシートの項目は、「志望動機」「学生時代の経験」「東日本銀行だからこそ志望したい理由」の3つの視点が選考で重要です。
東日本銀行のエントリーシートを書くときは以下のような特徴に注意しましょう。
東日本銀行のポイント
- ・人材の中で東日本銀行だから志望したい理由を明確にする。
- ・結論ファーストでの応対を意識する。
- ・地域貢献や地域の新規事業などのサポートをしたい人。
- ・チームワークを大切にし目標達成のために頑張れるタイプが好まれる。
- ・丁寧なコミュニケーションを心がけている人
- ・人との繋がりを大切にする社風
- 面接で掘り下げたときに東日本銀行の求める人財像(公式HP参照)に沿った話がしやすいエントリーシート作りをする。
さいごに
東日本銀行のエントリーシートの作成や面接のポイントについて詳しく解説しましたが、最後に重要なポイントをもう一度確認しておきましょう。
東日本銀行で働きたい理由や企業を選ぶ軸を明確にすることはもちろん、企業理念や文化に対する理解と共感を示すことが大切です。
地域貢献に力を入れており、信頼される銀行であるために丁寧な対応が求められます。
自分の強みを東日本銀行でどのように活かせるか、具体的なキャリアプランを描くことも忘れずに取り組みましょう。
学生時代の経験をアピールする際には、協調性やリーダーシップ、そして人とのつながり、地域貢献を重視する東日本銀行の社風に合ったエピソードを選ぶことが重要です。
東日本銀行の内定者のエントリーシートを参考にしながら、自分自身の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取りましょう。
皆さんの就職活動が成功することを心から応援しています。