記事更新日:2024.10.07
東京エレクトロンの選考通過したESを大公開!

はじめに

この記事では、東京エレクトロンの内定者が提出したエントリーシートの情報を紹介します。


東京エレクトロンは半導体の製造装置を生産している企業で、世界中で生産されている半導体のほとんどが、東京エレクトロン製の製造装置から生み出されているのです。

半導体製造装置のリーディングカンパニーである東京エレクトロンを第一志望にしている就活生は多く、選考は高倍率となることが予想されます。


この記事は、東京エレクトロンのエントリーシート作成について悩んでいる就活生に向けて、内定者のエントリーシートを公開するなど、東京エレクトロンのエントリーシート作成のポイントを徹底解説しています。

ぜひご覧ください。

【参照ページ】:東京エレクトロンを知る | 東京エレクトロン株式会社

東京エレクトロンの頻出質問事項


出典元: 東京エレクトロン

東京エレクトロンでよく問われる質問事項は以下の通りです。


  • ・東京エレクトロングループでどのような仕事に携わり、どのように活躍したいか、ご自身のイメージをお書きください。
  • ・力を注いだ科目または研究テーマ   
  • ・力を注いだ科目または研究テーマの概要 
  • ・自己PR(強み/弱み/その他アピールしたいことなど)
  • ・趣味特技
  • ・スポーツ/部活/サークル/アルバイト経験   

問われる内容としては学生時代の経験や東京エレクトロン入社後のビジョンといったオーソドックスな内容といえます。

オーソドックスな内容ほど、しっかりと深掘りに対する対策を行っておきましょう。


東京エレクトロンで働きたい理由や企業を選ぶ軸を明確にしつつ、ガクチカや苦労した経験、直面した課題などの内容を合わせるようにすると、面接の場でも上手にアピールすることが出来ます。

ぜひ意識して書いてください。


東京エレクトロンの内定者エントリーシート一覧

ここからは、東京エレクトロンの内定者が作成したエントリーシートを紹介します。

エントリーシート作成の参考にしてください。

東京エレクトロングループでどのような仕事に携わり、どのように活躍したいか、ご自身のイメージをお書きください。        

貴社において、営業アシスタントとして業務のサポートをするとともに、イレギュラーな業務にも柔軟に対応し「任せてよかった」と言っていただけるような人物として、長く貴社に貢献し続けたいと考えています。


合唱祭のピアノの伴奏や吹奏楽部のパートリーダーなど、自身の強みを活かし責任感を持って組織を支えた結果、組織の成功や成長に貢献することができた時、強いやりがいを感じました。

よって、相手を思いやり柔軟に行動できる強みを社内外の人との関わりにおいて活かすことができる貴社での一般職として活躍したいと考えています。


生活に必要不可欠な半導体製造装置の製造を行う貴社では、社会を根幹から支え、新たな技術の発展に貢献しているという実感のもと、やりがいと責任感を持って働くことができると感じています。

自身の強みと責任感を活かし、サポート業務に携わるとともに業務を通じて得た気づきを積極的に社内に発信し、貴社の発展に貢献したいです。


力を注いだ科目または研究テーマ        

ゼミナールでの、アメリカ文化についての研究

力を注いだ科目または研究テーマの概要        

アメリカ文化研究のゼミナールで、ジェンダー問題や人種問題についての研究に力を入れてきました。


アルバイトや留学生向けの授業アシスタントを務めた経験から、異なる考えや背景を持った人々と関わることの面白さと難しさを感じていたことや、多様な価値観に触れ視野を広げたいという思いから、このゼミナールを選択しました。

ゼミナールでは、グループで話し合い、私たちの根底にある差別意識や偏見について改めて見つめ直すことで、人種や性別に関わらず自分らしく生きていくことができるような社会構築への道筋を探っています。


私が特に関心のある問題は、教育機関におけるジェンダー格差です。

日本の大学では、女性学長はわずか14パーセントほどであるのに対し、アメリカのアイビーリーグでは8校中6校が女性学長です。

また、全体で見ても女性学長は30パーセントほどいるという実績があります。

女性の社会進出が叫ばれる今、教育機関においても私たち学生のロールモデルになるような女性の存在が必要であると考えています。


自己PR(強み/弱み/その他アピールしたいことなどを教えてください)        

私の強みは、相手の背景を思いやり柔軟に行動する力だと思います。


留学生向けの日本語授業ボランティアでは、留学生の日本語スピーチ課題をサポートするアシスタントを務めました。

一人ひとり、国籍や日本語スキルがばらばらなため、最初はコミュニケーションを取ることに苦労しました。

そこで、日本語が苦手な留学生には言葉だけでなく絵や画像、ジェスチャーを使い個々の日本語レベルに合わせて教えることを意識し、お互いストレスなく意思疎通ができるよう努めた経験があります。

結果、担当した留学生全員がスピーチを無事に終わらせることができ、教授から良い評価をいただくことができました。


また、カフェのアルバイトにおいても、小さい子供を連れている方や大きな荷物を持っている方が来店された際は、注文の品を席までお持ちするなど、お客様一人ひとりが何を求めているかを予測し行動することを心がけてきました。

貴社に入社後はこの強みを活かし、社内外と円滑にコミュニケーションを取り、頼られる人材になりたいです。


趣味・特技を教えてください        

趣味は、友達と旅行に出かけることです。

なぜなら、美味しい料理を食べ、くつろぎながら友達と長話する時間が好きだからです。

特技は、カフェのアルバイトで習得したラテアートと13年間習っていたピアノだと自負しています。


スポーツ・部活・サークル・アルバイト経験        

中高では吹奏楽部と筝曲部に所属していました。

大学では、準体育会のサッカー部に所属しマネージャー業務を務めていた経験があります。

また、アルバイトでは大学2年生からカフェでレジでの接客やドリンク・フード作成を担当しています。


東京エレクトロンのESはここを対策しよう!

東京エレクトロンのエントリーシートでは、比較的オーソドックスな内容の質問が多いです。

オーソドックスな内容だからこそ、ありきたりな内容で終わらせるのではなく、自分のエッセンスを入れるように意識しましょう。

また、面接試験は比較的和やかな雰囲気で行われ、会話の中で深掘りされていくスタイルのようです。

エントリーシートの内容は、最も企業が知りたい情報なので、深掘りに対応できるように作り込んでおきましょう。


エントリーシート作成のポイント

  • ・東京エレクトロン入社後のビジョンを明確にしておく
  • ・結論ファーストを心がける
  • ・印象に残りやすいエピソードを盛り込む
  • ・堅実さ/謙虚さを大切にする社風

  • 面接で掘り下げたときに説明しやすい構成を意識する

さいごに

東京エレクトロンのエントリーシートについて、内定者エントリーシートを参考に解説してきました。

東京エレクトロンのエントリーシートでは、比較的オーソドックスな内容が質問されます。

また、面接では就活生との対話を重視し、エントリーシートの内容を深掘りされますので、面接選考を意識して置くことが重要です。


本記事で公開している、東京エレクトロンの内定者のエントリーシートを参考にしながら、自分自身の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取りましょう。

皆さんの就職活動が成功することを心から願っています。

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