27年卒
男性
面接情報
二次面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 30分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | 1週間以内 |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①学生時代に力を入れたこと(サークルについて)教えてください。
僕は150人が在籍するダンスサークルで、20人チームのリーダーとしてダンス作品を作る中で、“相手に合わせた雑談力”を活かして、部員のモチベーションを引き出すことに注力しました。サークルで半年間かけて、ダンス公演を作り上げる中で、お客さんを魅了するダンスショーを作るっていうことを目標を掲げていたんですけど、サークルっていう特性上、当初、部員の練習参加率が7割を切る状態が続いていて、そこでモチベの低い部員に「何で練習に来ないの?」って聞いても中々答えてくれなかったんです、なんでそういった部員それぞれに合わせた雑談を駆使して、彼らの本音でのモチベーションの源泉が何なのかを聞き出して彼らのやる気を最大限引き出すような練習方法の考案やアプローチで、練習参加率を95%にまで上げた、っていうのが学生時代1番頑張ったことになります。
【深堀質問】
①なんで雑談というアプローチが効果的だと思ったの?
②練習方法を変える際に反対意見はでなかったのか?
③k君以外のモチベの低い子にはどう対応した?
【深堀質問への回答】
①自分との会話が楽しくて、心理的安全性があるって認識してもらって、初めて相手の本音が引き出せると考えたからです。というのもやっぱり自分より目上の人から圧をかけられる感じで問い詰められたらやっぱり本音も言いづらいなって自分自身に置き換えて考えてみたんですよね。実際K君も最初は全然口を割ってくれませんでしたし。でも実際彼に「最近rちゃんといい感じ?」っていう風に彼が好きな恋愛の話を振るようにしたら急に意気揚々と話してくれて今までにないくらい僕との会話をすっごく楽しんでくれて、徐々に聞いてないことまで自己開示してくれるようになっていったんですよね。なんで、相手が喜ぶような雑談を展開することで「〇〇との会話は楽しい。なんか楽しいしこの人だったら本音で話してもある程度優しく受け止めてくれそう」っていうそんな錯覚が生まれるんじゃないかって思って、この相手に合わせた雑談っていうのは本音を引き出す上で効果的なんじゃないかって考えてました。
②元々ダンスに本気で取り組んでた部員からはなんでk君に合わせなきゃいけないんだっていう反対意見はありました。なので彼らに対しては、ダンスショーを作る上でk君のようなやる気の低い部員と向き合わなければいけない理由を説明しました。やっぱり「1番前のセンターにいるhがどれだけキレキレに踊ってても、端の方で全然踊れてないk君がいたらお客さんもそっちに目がいっちゃってせっかくのhの見せ場が台無しになっちゃうんだよねー。だからダンスってダンスって20人全員で振りを揃えて初めてお客さんに伝わる美しさがあるんだよね。みたいな部員も巻き込んで20人全員で底上げするのが大事なんだ。」って伝えました。その上で、自分はロスの伝説的なダンサーに会いに行ったことがあったので、僕の相棒に頼んで、彼にk君達を見てもらって、同じ時間で、ダンスに本気な部員に対してロスで習った応用的な技を教えるみたいなことをして自分の持ってる武器を出しながら何とかそこの調整をしてチームをまとめることができました。
③チームの中で自己有用感が持てない子に対しては、それぞれの強みを活かせるような役割を任命することで、自分が作品に貢献できていると思えるような状態を作りました。例えばyくんという盛り上げ上手な部員に対しては、「yが練習中に飛ばすヤジとか明るい声かけのおかげでチームの雰囲気が良くなってるだけじゃなくてチームの結束力も生んでるよね。ダンスって20人皆が息を合わせて振りを揃えて踊れるようになって始めて、美しさが生まれるからこそ、yがチームの皆の仲を深めてくれる所に助かってるんだよね。それって僕にはできないことだからこそ、yはチームに絶対必要な存在なんだよね。だからこれからも盛り上げ係としてよろしくね。」というような言葉を伝えていました。
②学生時代に力を入れたこと(ゼミについて)教えてください。
異文化コミュニケーションを学ぶゼミで、x人の留学生と3人と共に、30人の参加者を動員して、xの文化体験イベントを作り上げた。このxの文化体験イベントっていうのが何かっていうと例えば料理ですね、キャッサバっていうタピオカの原料となる野菜があるんですけど、それを煮込んだpっていうxの伝統料理を皆で分担して作って、それを参加者皆で一緒に食べたりだとか、あと現地語でl語っていうのがあるんですけど、”xxxxxxx”っていう風にこのl語をどうやって話すかとか、l語に触れてみようみたいな企画とかをやって、xの文化っていうものを体験できるイベントを、大学の一室を借りて、作りました。まあただこの企画を3ヶ月間かけて作り上げる中で、僕とx人で時間に対する価値観の違いから、中々思うように仕事が進められなくて、、そういう中で、上手く協業するために、x人と地道に関係構築をしたっていう経験になります。
【深堀質問】
①ゼミで目指している学びは?
②x人を巻き込んで一つのチームになっていく上で工夫したこと
③結局価値観の違う相手とはどうコミュニケーションを取る・協働していくのがベスト?
【深堀質問への回答】
①異文化コミュニケーションを学んでいます。もう少し具体的に言うと、自分はx人留学生と共に一つのイベントを作り上げる中で、自分とは価値観の違う相手と上手く仕事を進めるためにどういうコミュニケーションを取って行けばいいのかっていうことを学んでいます。
②相手の文化的背景と合わせて、相手が大切にしている哲学を把握すること。例えば、x人は夕食後のUNOタイムがなくなることだけは本当に許せないって言っていて、最初は「は?」って思ってたんですけど、xの歴史を調べたり実際にsさんに聞く中で、xって地域によってはつい最近まで電力とかインターネットインフラも整備されてなかったので、夕食後の時間にスマホをいじったり外出するでもなく、家で家族で集まるんですよね。そこで昔話を伝承したり、踊ったり、UNOみたいなアナログの遊びに3時間くらい本気で熱中するっていう生活習慣があるらしいんですよね。これで僕自身もなんでs達がここまでUNOタイムを大事にしてるのかっていうのが理解できて、尊重することもできたので、なので、自分とは違う考え方を退けないで、まずは相手の譲れないような価値観っていうものを聞き出して、その上でなんでそういう風に思うのか歴史から学ぶっていうのが大事だと思いますし、x人も日本人がなんで時間厳守を大事にするのかを理解してもらうことにも役に立ったと思います。
③1番の肝は「家族のような関係性になる」こと。歴史上の観点から、教室で会うだけでは本当のパートナーではない。家族のようになって初めてパートナーと呼べるという考え方。ルンバを一緒に踊る,自宅に呼んで一緒にワールドカップを見るみたいなことをして、友達になるとdeepな話をしてくれるように。その中でxxが「日本とxを繋げるための熱い想い/夢」を話してくれるようになった。例えばインフラ開発においても、中国やヨーロッパの国と違って、ただ投資をしてすぐに壊れるような橋を作って放置するけど、日本は全然壊れないような橋を作ってくれるし、定期的にメンテナンスにも来てくれる。だからこそxに興味を持ってくれる日本人が増えることは、xを発展させる上でものすごく大事なんだ。」と。このようにして改めてゴールが明確になり、チームとして一致団結していった。
③挫折経験について
高校の野球部で目標に掲げていた「スタメン選手としてプレーする」ということを達成できなかった時のことが人生で一番辛かったことですね。僕は小中と野球をやっていて、高校で野球部に入ったタイミングで、自分が一番上の執行代になった時に「自分はスタメン選手としてチームの勝ちに貢献する」という目標を掲げて必死に練習しました。チームの中の誰よりもグラウンドに残って練習をしたり、練習がない日にも、自身の弱点であった打撃力を向上させるために野球塾に通ったりしたりして、本当に努力したんですね。ただ最後までレギュラー選手を追い抜かすことができず、高校三年生の最後の大会直前の背番号発表の時に、監督に「お前はベンチ選手としてチームを支えろ」と通告されたんですね。その瞬間、これだけ努力してきたのに、スタメン選手になるという目標を達成できなかったことに悔しさを覚えて、家に帰ってから1人で涙を流してしまうぐらい辛かったっていうのはありましたね。
【深堀質問】
どうやって立ち直ったの?
【深堀質問への回答】
この言葉は僕の中での価値観が変わった言葉だったんですけど、キャプテンの子が「x、お前はスタメンにはなれなかったけど、お前が誰よりもグラウンドに残って練習する姿は本当に俺自身が頑張る原動力になってた。だから俺は、お前のためにも最後の大会は絶対に勝つよ」っていう風に言ってくれて。もちろん当時は、悲しみが完全に癒えるということはなかったんですけど、それでもこの言葉を受けて、自分は選手として直接チームの勝ちに貢献ができているわけではなかったかもしれないけど、また別の方法で貢献できているのかなって想像することができまして、、
だから自分がやってきたことは無駄ではなかったんだなって思うことができたんですよね。社会人になっても「目の前の結果がすぐ出せないみたいなことはいっぱいあると思うんですけど、それでもどこかで誰かが見てくれてたりとか、愚直に向き合う姿勢が他の誰かの原動力になっていたりとかっていう風に、直接的じゃなくても組織に貢献ができるっていうことを学びました。ですので本当にこのキャプテンの言葉を通して、今できることを頑張ろうって思えて、今はすごい前向きですね。その後も腐らずに練習し続けて、最後の大会でチームのピンチを救うようなワンプレーができました。
④志望動機・金融業界の中でもなぜメガバンクを志望するのか?
様々な金融プロダクトを扱えるからです。証券も、信託も全て扱っている、銀行であれば一つの商品でなく、多様な引き出しを持っていることで、お客さんの抱える複雑な課題解決に適切なソリューションを提供することができるチャンスがあると考えています。だからこそ損保、生保、証券でもなく銀行を志望しています。
【深堀質問】
その中でもなぜみずほを志望している?
【深堀質問への回答】
みずほがメガバンクの中でもベンチャー営業に1番力を入れているためです。法人RMのお話を伺う中で、ベンチャー企業をスケールアップさせるベンチャー営業に強い興味を持ちました。その点で、x部副部長のyさんは他行と比べてみずほが1番ベンチャーに力を入れているという風に仰っていました。三菱UFJもsmbcもベンチャーに力を入れていると言いつつ、yさんが実際ベンチャー企業と仕事をされる中で、その多くが「初めてメガバンクにあたりました」っていう風に言われることが多かったと仰っていて。実際に孫正義がソフトバンクの立ち上げた際に1番最初に口座を作ったのも第一勧銀ですし、そういったyさんのお話なども受けて、みずほでならベンチャーをスケールアップさせるっていう仕事により携われる機会があるんじゃないかって考えて、御行を第一に志望してます。
⑤長所短所
長所:やると決めたらやり切る行動力
短所:計画性のなさ
【深堀質問】
短所を補うためにやっていることは?
【深堀質問への回答】
カレンダーに予定を入れて、予定を可視化させるということに取り組んでいます。例えば、10月末に〆切のタスクがあるとしたら、10月末だけに予定を入れるのではなく、その〆切の2週間前と4週間前にもリマインダー通知がいくようにして計画的にタスク管理ができるような努力をしています。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事 男性で30歳前後。 |
学生の服装 | |
面接の雰囲気 | 相手の面接官は愛想は良くないが、話はしっかりと聞いてくれている。 |
評価されたと感じたポイント | 鋭い質問に対して怯まず堂々と答えること。 |
対策やアドバイス | 他企業で面接を数回受けて慣れておく なぜ金融の中でもみずほでなければいけないのかを言語化しておく。 |