エンジニア
23 年卒
女性
明星大学
面接情報
一次面接
基本情報
場所 | WEB |
時間 | 60分 |
社員数 | 1名 |
学生数 | 1名 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①自己紹介をしてください。
○○大学の○○学部から参りました、○○と申します。本日はこのような貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。私は学生時代に様々なアルバイトを経験してきました。多様な人々と関わる中で状況に応じて柔軟に対応する力や、相手の立場に立って考えるコミュニケーション力を培ってきました。特に飲食店での接客業務や家庭教師のアルバイトでは、初対面の方との信頼関係を築く重要性を学びました。
また、課外活動では約200人が所属する学生団体にてリーダーを務めておりました。そこでは全体の方針を示すだけでなく、メンバーの個性を活かしながらプロジェクトを進行させることの難しさとやりがいを実感しました。うまくいかないことも多くありましたが、対話を重ねてチームで課題を乗り越えた経験は今でも自分の強みとなっています。
現在はエンジニアとして社会に貢献できるよう、日々プログラミングの学習に励んでおります。独学でPHPやHTML/CSSのコーディングにも挑戦しております。技術力はもちろん、チームの一員として周囲と協力しながら価値を生み出す力を磨き、貴社で成長していきたいと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
②学生時代に力を入れたことについて教えてください。
私が学生時代に最も力を入れていたことは、全国規模の学生団体でリーダーとして活動したことです。この団体は募金活動を通じて社会課題の解決に取り組んでおり、私は全国で約200人が所属するうち、11人の地区代表をまとめるリーダーを務めていました。
当時、前年度の募金総額である4,200万円を上回る5,000万円の達成を目標に掲げていました。しかし、従来のやり方だけでは限界があると感じたため、新たな施策に挑戦することを決意しました。そこで私は、企業と連携した新たな取り組みを企画し、これを実施しました。具体的には企業協賛によるタイアップイベントや、参加型の募金キャンペーンを展開して多くの一般の方に興味を持ってもらえるように工夫しました。加えて、団体内のメンバーのモチベーションを高めるために各地区の代表と対話を重ね、それぞれの地区における活動のビジョンや目的を再定義しました。
自分たちの活動意義を再認識することで現場の主体性が高まり、より活発な取り組みが行われるようになりました。その結果、目標としていた募金金額5,000万円を達成することができ、前年を大きく上回る成果につなげることができました。この経験を通じて目標達成に向けて戦略的に行動する力や、多くの人を巻き込んで一つの方向に導くマネジメント力の大切さを学びました。今後はエンジニアとしての専門性を高めつつ、チームの中でリーダーシップを発揮し、技術だけでなく人と人の連携の中でも価値を生み出せるよう成長していきたいと考えています。
【深掘質問】
金額を増やすことに対する目標設定に対し、どのようにしてチームのメンバーを巻き込みましたか?
【深堀質問回答】
団体の活動目的が「社会課題への支援」だったため、募金額の増加は支援規模の拡大に直結するという点で非常に重要だと考えていました。また、前年度以上の成果を出すことで、団体内外に対して団体の意義や価値を再認識してもらえると感じていたこともあり責任感を持って取り組みました。数字はわかりやすい成果指標でもあったため、目標設定にも適していると考えました。数値目標だけでは全員で一丸となって行動を促すことはできないと思っていたので、各々に団体の社会的意義やチームとしての目標を伝えること、これを構築してもらうことを意識していました。
【深掘質問】
企業を巻き込むためにしたことと、これがうまくいった企業の特徴はどのようなものでしたか?
【深堀質問回答】
特定の保険会社で「ボランティアデー」という地域貢献活動を実施していることを知り、そうした情報を事前に把握していました。そして、その企業や保険会社に絞ってアプローチを行いました。単なる募金依頼ではなく、企業のCSR活動と私たちの目的とが一致する点を丁寧に伝え、お互いにとって意義のある取り組みであることを前面にして提案しました。その結果、社員の方々が参加する募金イベントの開催が実現し、多くの方に活動を知ってもらう機会にも繋がりました。
③長所と短所について教えてください。
長所はチームを構築していくことと、チャレンジ精神です。チーム構成力については学生団体で200人規模の組織をまとめた経験から、自分だけで動くのではなく、周囲の個性や強みを把握してチームとして機能させることの重要性を学びました。特に、11人の地区代表を束ねる立場では相手の立場や性格に応じた接し方を意識しながら、同じ方向に歩んでいくためのビジョンの共有を大切にしてきました。
チャレンジ精神については、大学在学中に1年間○○の日本語学校でインターンシップに行った経験があります。そこでは主にイベントの企画を実施していました。言語や文化の壁に直面する中で、現地の方々と信頼関係を築くことや、授業を通して伝える力の重要性を痛感しました。最初はうまくいかないことも多かったのですが、自ら積極的に行動して周囲に助けを求めながら乗り越えていく中で、新しい環境に置かれても前向きに挑戦し続ける姿勢が身についたと感じています。
また、海外インターンや学生団体の中で高い目標を立てて、実行してきました。短所は飽き性なところです。興味の幅が広いため、新しいことにすぐ関心を持つ反面、一つのことを掘り下げる前に別のことへ意識が向いてしまうことがありました。ただ最近では、継続するための仕組みを自分でつくるようにしています。取り組みを小さな目標に細分化したり、周囲と進捗を共有することで責任感を持ち、最後までやりきる習慣を意識しています。今後もこの短所と向き合いながら、継続力を養っていきたいと考えています。
【深掘質問】
なぜ海外インターンシップに行こうと考えたのですか?
【深堀質問回答】
これは、学生団体の活動の中で知り合った方に教えてもらったことがきっかけです。自分の価値観や当たり前の基準を超えて、何かにチャレンジしたいと思いました。そして、言語も文化も異なる環境に飛び込むことを選びました。最初は、現地でコミュニケーションをとることや授業運営で苦労しました。しかし、自分から積極的に声を掛けて文化を学び、相手に合わせて伝え方を工夫することで信頼関係を築くことができました。この経験は、今後異なる立場の人と働くうえでも大きな財産になると感じています。
④エンジニアを志望している理由を教えてください。
エンジニアを志望した理由は、大きく分けて2つあります。1つ目は大学で○○学を学ぶ中で、技術を駆使し社会課題を解決することに面白さを感じたことです。私は○○学部に在籍しており、プログラミングやデータ分析、情報ネットワークなど幅広く学んでおります。その中で、特に自分で手を動かして何かをつくりあげることにやりがいを感じました。
例えば、ある授業ではチームでWebサービスのプロトタイプを開発する課題があり、設計から実装まで仲間と協力して進めました。その過程で、技術が現実の課題を形にできるという実感を得られたことが、大きな成功体験となりました。開発メンバーだけではなく、ビジネス部署の方とも多くコミュニケーションが必要になると感じたこともあり、自分の性格ともマッチしていると思っております。
2つ目は、自分の特性とエンジニアという職種が合っていると感じたからです。私はこれまで学生団体の活動や海外インターンなど、未経験の環境にも積極的に飛び込んできました。その中で、仮説を立てて試行錯誤しながら少しずつ成果を形にしていく過程が自分に合っていると感じており、それはまさにエンジニアの仕事の本質と重なる部分だと考えています。これまで学んできたことの背景に加え、自分の性格的にも挑戦や成長を楽しめる職種が合っていると確信を持っているため、エンジニアという道を志望しました。
【深掘質問】
その中でも、特別にエンジニアである理由について教えてください。また、キャリアプランについても教えてください。
【深堀質問回答】
その中でも特にエンジニアという職種を選んだ理由は、「技術によってアイデアを形にできる面白さ」と、「ものづくりを通じて人の役に立てる実感」が得られる点に惹かれたからです。 ○○学部での学びの中で、さまざまな分野に触れる機会がありました。中でも自分でコードを書きながら試行錯誤を重ね、動くものが完成したときの達成感が一番大きかったのがエンジニアリングでした。また、自分がつくった機能やサービスが人の生活や業務に直接関わって、目に見える価値を生み出せるというところにも魅力を感じています。
もう1つ大きな理由としては、「再現性がある力を身につけたい」と考えた点です。エンジニアリングの技術や思考法は、どの分野にも応用できる汎用性があり、自分自身の可能性を広げられる職種だと思っています。 キャリアとしては、まずは実装力や設計力といった技術の基礎をしっかり身につけ、チームに貢献し信頼されるエンジニアを目指します。その後はマネジメントの方にも力を入れ、顧客の要望に対して課題提案をチームで行えるようになりたいです。
2つ目の理由にも関連しますが、チームメンバーに裁量権を持って実装してもらうためには、マネジメント側で責任を持てるレベルの技術力が必要だと思っています。そのため、最初は技術力を向上させてマネジメントとしてチームに裁量権を持たせつつ、最終的な技術判断ができるようなエンジニアおよびマネージャーへキャリアをステップアップしていきたいです。将来的には後輩やチームの育成にも関わりながら、チーム全体で価値を出せるような環境づくりにも貢献していきたいです。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事の方。女性で30歳前後。オフィスカジュアル着用。 |
面接官の印象 | リラックスしてくださいと声掛けをしていただき、丁寧な印象を受けました。会社とのマッチングなどある場合は、都度教えていただくことができました。一人一人に対し、丁寧に対応している感じが見受けられました。 |
学生の服装 | オフィスカジュアル着用。 |
面接の雰囲気 | フランクな雰囲気で面接が進みました。 |
評価されたと感じたポイント | エンジニアとして仕事をする理由を深掘りされました。それ以外の部分では、チャレンジ精神を大事にする会社であるため、かなり前向きな評価をいただくことができました。 |
対策やアドバイス | 他企業で面接を複数回受け、場に慣れておきましょう。ES含めて、軸が一貫した受け答えを意識してください。自己分析を綿密に行っておくことを推奨します。 |