総合職
26 年卒
男性
東京大学
面接情報
三次面接
基本情報
場所 | 本社 |
時間 | 30分程度 |
社員数 | 1人 人事部長クラスの社員 |
学生数 | 1人 |
結果通知方法 | 翌日の午後に電話 |
質問内容・回答
①学生時代に力を入れたことを課外活動なども含め教えてください
私立中学校での学習支援を通じ、当該校のカリキュラムを変えることができました。私が補習や質問対応を行っていた際、英語の5文型を教わっていないために生徒が理解しづらい単元があると気づきました。そこで教諭の先生への聞き取りを行なった結果、授業時間がないことが判明したため、先生方からご指摘を賜りながら、当該校の授業を模した自主参加講座を開催しました。
そしてその講座の好評を受け、同様の問題意識をお持ちだった先生方へ生徒の状況を説明する機会をいただきました。その際、生徒の答案で間違いや質問の多かった問題を具体的に挙げ、授業計画の変更を進言した結果、中学2年生の3学期にて取り扱っていただく運びとなりました。
【深掘質問】
子供と接する仕事だったと思います。注意された点や気を遣っていたことはありますか?
【深堀質問回答】
自分がそうであったように、子供の言葉と内心は一致しない、ということを意識させられました。生徒さんが言っていることや質問してくる内容にただ答えても、ポカンとした表情をなさることが多くありました。思い返せば、自分自身も「大人に対して上手く言えない」ことが多かったことを改めて思い出し、ただ会話に答えるのではなく、相手の意図を解きほぐして当意即妙な答えを用意するのではなく、関係性とその生徒さんの発言の癖への理解を構築していくことが重要であったと感じています。
②大学で受けた授業のうち、印象に残っているものについて教えてください
英米法ゼミにおいて、英語を用いた模擬交渉・契約書の作成及び確認について学んでおりました。授業の内容としては、アメリカ人弁護士と日本人教授の監修の下、英語で行われる授業を通じて交渉術を学んだ後、ゼミのメンバーで班を組み、違った視点・立場に分かれ、スポーツ選手の年俸について合意を形成する講義を行ったほか、半導体メーカーのライセンス契約に関する契約書を確認・訂正するというものでした。
留学生の多いゼミであり英会話には苦心しましたが、法律を学んだ後でそれを実際にどう使うのか、そして交渉とは対立ではなく相手方の狙いや目的を把握しながら互恵的な関係と信頼を構築するものであるということを学ぶことができました。
【深掘質問】
留学生の方とどういった話をされましたか、苦労はありましたか?
【深掘質問回答】
日本人が書いた本の内容がよくわからないんだ、という話をしていた際に解説を求められたことがありました。知らない古い本であったため、青空文庫で一緒に読みながら話した記憶があります。面接官の方に「どのような本でしたか?」と聞かれたので「岡倉天心の『茶の本』でした。日本人でもよくわかっていないけれど、こうだと思う。」と返しました、という話をしたところ、笑みが溢れていました。
③他社の選考状況について伺いたいです
地方や社会の発展と維持、といった観点で就活を進めているため、鉄道各社、高速道路各社、電力会社を受けています。(具体的な会社名を回答しました。)
【深掘質問】
1)弊社の志望度はどのぐらいですか?
2)他社の面接官と比べて、うちの面接官はどうでしたか?(くだけた感じでした。)
3)総合職は転勤が多いですが大丈夫ですか?
【深掘質問回答】
1)第一志望です。
いわゆる公社系の中でも、分割されなかったことによって、一社で全国のビジネスに関わることができるというのが私にとって大きな魅力です。都市にも地方にも住んでいたのですが、郵便局と赤いポストがどこにでもある、というのは他社様ではなかなかないことだと考えております。
2)気品をお持ちでした。
会社の方によっては、非常に前向きかつエネルギッシュなご様子の方も見受けられましたので、貴社の面接ではすごく伸び伸びとやらせていただけています(注:私を担当された面接官の方は結構笑っていらっしゃったのですが、他の面接官の方だと唖然とされるかもしれません)。
3)問題ありません、転勤大好きです。
親が転勤族であったため、どこか一ヶ所に根を下ろす、というよりも行った先々で全力を尽くし、その場所の方々と協力することには慣れていると思います。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事部長クラスの社員の方でした。 |
学生の服装 | スーツで参加するように、指示がありました。 |