26 年卒
女性
明治薬科大学
面接情報
一次面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 40分 |
社員数 | 2人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | |
結果通知方法 | 電話 |
質問内容・回答
①自己紹介してください。
はじめまして。本日は、お忙しいところ、お時間いただきありがとうございます。薬学部○○年の○○○○と申します。
私は「患者さんに優しい薬を開発したい」という思いから、医薬品の安全性やリスク管理に関する研究に取り組んでまいりました。
学生生活では、飲食店のアルバイトでリーダーを任され、スタッフのシフト調整や新人教育を担当してきました。忙しい中でも、チームが気持ちよく働けるように声かけを心がけ、円滑な店舗運営に貢献してきました。この経験から、現場での協調性や柔軟な対応力を身につけました。
貴社では、患者さんや医療従事者と連携しながら、より患者さんに寄り添った開発に携わりたいと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
【深掘質問】
どうしてこの研究を選んだのか、背景を教えてください。
【深堀質問回答】
この研究を選んだ背景には、実習で患者さんが副作用で苦しむ姿を見たことが大きく関係しています。
その経験から「薬は効くだけでなく、安全であることがとても大切だ」と感じるようになり、患者さんにとって安心できる薬の提供に携わりたいと考えるようになりました。
そこで、医薬品のリスクをどう管理していくかを体系的に学べるテーマに選びました。副作用の情報をどのように評価・伝達し、再発を防ぐかといった流れを研究することで、今後、安全性に関わる職種に就いた際にも役立てられると考えています。
②学生時代に一番力を入れたことについて教えてください。
学生時代に一番力を入れたことは、飲食店のアルバイトでリーダーを務め、退職率の改善に取り組んだことです。
当時、学生アルバイトの定着率が低く、人手不足が続いていたため、働きやすい環境づくりが課題となっていました。私はまず、退職理由を個別にヒアリングし、「忙しすぎてフォローがない」「相談しづらい雰囲気」といった不安の声を拾いました。
そこで、毎日のシフト前に簡単な声かけミーティングを取り入れたり、新人に対してはベテランがついてフォローする「バディ制度」を提案し導入しました。これにより、現場に安心感や一体感が生まれ、半年でアルバイトの退職率を約半分に抑えることができました。
この経験から、現場の声を丁寧に拾い、仕組みを通じて改善することの大切さを学びました。また、周囲を巻き込みながら行動する力が身についたと感じています。
【深掘質問】
なぜそこまで改善に力を入れようと思ったのですか?
アルバイトなので、そこまで頑張らなくてもいいのではないかと思ってしまいます。
【深堀質問回答】
退職が相次ぎ、残ったメンバーに負担がかかる状況を見て、「このままでは働き続けたいと思える環境ではない」と感じたのがきっかけです。
私はもともと、人と関わることや楽しい雰囲気の中で働くことが好きで、アルバイト先もそんな場所にしたいと思っていました。
しかし、忙しさや人手不足でピリピリした雰囲気が続き、働くことが楽しいと感じられない時期がありました。
だからこそ、「辞めたくなる理由をなくし、みんなが前向きに働ける環境をつくりたい」と強く思い、改善に力を入れました。
③ご自身の強みについて、具体的なエピソードを元に教えてください
強みは、挑戦心とコミュニケーション力です。大学では、初心者ながらも○○サークルに入会しました。周囲は経験者ばかりで、最初はなかなか上達せず悔しい思いもしましたが、「せっかくやるなら本気で楽しみたい」と思い、自主練習に励むと同時に、上級者の先輩に積極的に声をかけてアドバイスをもらうようにしました。
また、実力差から気後れしてしまいがちだったサークル内の上級者や中級者も巻き込んで、技術レベルを問わず楽しめる練習会やレクリエーションイベントを自ら企画しました。その結果、上級者とも自然に交流できる場が生まれ、私自身も実力を高めながら仲間の輪を広げることができました。
この経験を通じて、「自分から環境を変える行動力」や「相手との距離を縮める工夫」の大切さを実感しました。どんな状況でも前向きに挑戦し、人と信頼関係を築くことができるのが、私の強みです。
【深掘質問】
他者を巻き込んで練習会やレクリエーションイベントを企画した」とのことですが、そのイベントの企画内容や実際にどんな工夫をしたのかを教えてください。
【深堀質問回答】
私が企画した練習会やレクリエーションイベントでは、参加者が楽しみながらスキルアップできることを最優先にしました。例えば、練習会では、初心者と中級者が一緒に練習できるように、ペアを組む際にレベルを合わせる工夫をしました。また、練習内容も、単調にならないように、ゲーム形式の練習を取り入れることで、楽しく体を動かしながら技術向上を目指しました。
レクリエーションイベントでは、技術を活かしたリレー形式のゲームを取り入れ、全員が積極的に参加できるようにしました。特に工夫した点は、勝敗にこだわらず、みんなで協力して楽しむことを重視したことです。これにより、普段馴染みのない人も参加しやすく、コミュニケーションの場としても活用されました。
また、イベントの告知や参加者の募集方法にも工夫をしました。参加者が自分から積極的に参加したくなるように、楽しさや成長が感じられることを強調する告知文を作成しました。こうすることで、参加者が自分の意欲でイベントに参加し、積極的な雰囲気が生まれるようにしました。
④弊社を志望してくださる理由と、志望度について教えてください。
私が貴社を志望する理由は、がん患者の生活向上に貢献できる可能性が非常に高いと感じたからです。私は医療業界に強い興味を持ち、特にがん領域での新しい治療法が患者の生活にどれだけ大きな変化をもたらすかに魅力を感じています。貴社が展開しているがん領域の豊富なパイプラインや、患者中心のアプローチに共感し、貴社の製品やサービスを通じて社会的課題の解決に寄与できると確信しています。
例えば、貴社が展開するがん治療薬『アリルジュ』は、患者さんにとって画期的な治療法を提供しており、このような革新的な治療が患者の生活の質を向上させることに非常に感動しています。私もその一員として、患者さんの課題を解決し、社会に貢献する仕事をしたいと強く感じました。
さらに、貴社で働くことによって、グローバルな視点での医療ニーズに対応するための多様な経験を積むことができる点にも魅力を感じています。チームとしてさまざまなバックグラウンドを持つ人々と協力しながら、新しい価値を創造する環境で働くことに、大きな意義を感じています。
私は、貴社の掲げる「笑顔あふれる社会づくり」に共感し、患者さんの人生に前向きな変化をもたらす一員として、貴社の成長とともに自分も成長できると確信しています。このような理由から、貴社で働きたいという強い意欲を持っています。
【深掘質問】
「笑顔あふれる社会づくり」という理念に共感しているとのことですが、「笑顔あふれる社会づくり」とはどのようなものをお考えですか?
【深堀質問回答】
笑顔は単なる表情の一つではなく、健康で支え合う社会の表れだと考えています。
具体的には、まず第一に健康と福祉の充実が重要だと考えています。笑顔が生まれるためには、心身が健康であることが基盤だと思います。病気に苦しんでいる人々が、治療を受ける過程で心のケアも受け、支え合いながら回復できる社会を作ることが必要です。私自身、医療や薬学の分野に興味があり、治療薬や医療技術が進歩することで、笑顔を取り戻せる人が増えることを強く願っています。
次に、社会全体の理解と支援も重要だと思います。病気や障害を持つ方々が、偏見や差別を感じることなく自分らしく過ごせる社会が理想です。私が関心を持っている分野は医療分野であり、患者さんのニーズを理解し、迅速に支援することで、彼らの笑顔を支えることができると思っています。
このような社会が広がることで、誰もが安心して過ごし、ポジティブなエネルギーを共有できる社会になると考えています。私もその一員として、笑顔あふれる社会づくりに貢献できるよう努力していきたいと思っています。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | ①開発部門・男性50代・スーツ ②開発部門・女性50代・スーツ |
面接官の印象 | 面接官は終始、リラックスした口調で話しかけてくれました。質問を一つ一つ丁寧に聞いてくれ、私が答えるたびに「それはいいですね」「素晴らしい」といった褒めの言葉をかけてくださりました。 |
学生の服装 | スーツ |
面接の雰囲気 | 非常に穏やかで優しい雰囲気でした。 |
評価されたと感じたポイント | 相手の質問に対して、的確に回答できたことを評価されたと感じています。結果通知の電話で、「我々の質問の意図をしっかり理解し、スムーズに対応できたことで、信頼できる」と言っていただきました。聞かれたことに対して、何が求められているか考えて話すようにするといいと思います。 |
対策やアドバイス | 企業の理念やビジョン、直近の取り組み、業界の動向などを調べておき、面接でそれに関連する質問が来た時にスムーズに答えられるように準備する。企業が大事にしている価値観に自分の考えや経験がどうマッチするかを示せるとさらに良いと思います。 |