東京電力ホールディングス

最終面接

基本情報

場所本社、会議室
時間1時間
社員数1人
学生数1人
結果通知時期翌日
結果通知方法電話

質問内容・回答

①簡単に自己紹介をしてほしい

○○大学法学部法律学科より参りました○○と申します。大学では行政法ゼミに所属し、そこでチームを組んで街を散策し、行政法に関連する看板や掲示物について調査をすることで、地方自治体の取り組みや、地域が抱える問題点などについて理解を深めるといった活動をおこなっております。学外では、中華料理店にてホールスタッフとして務め、接客業に従事しております。

②前日に課されたプレゼン課題である「あなたの考える安心で快適なくらしのためのエネルギーの未来とは」という質問に対するプレゼンを3分程度で行ってほしい

私の考える「安心で快適なくらしのためのエネルギーの未来」とは、エネルギーの地産地消を通じて、環境負荷を抑えながら、災害時でも人々が安心して暮らせる社会を実現することです。具体的には、分散型エネルギーを強化し、地域ごとの特性を活かした小規模な発電施設や蓄電システムを地域住民の方の理解を得ながら設置・活用することで、持続可能で安定した電力供給を実現することだと考えています。この未来を具現化するためには、主に2つの課題に取り組む必要があります。

1つ目の課題は、災害時にも十分な電力を生み出し、貯蓄するための小規模発電設備や蓄電池を、初期コストを抑えつつ導入することです。この課題に対して、御社が活用できるリソースとして、V2Hシステムや、御社のサービスである「エネカリ」を通じて培った技術とノウハウが挙げられます。これらのノウハウを地域ごとに導入し、設備導入のハードルを下げることで、より多くの自治体や個人に対して、設備の設置拡大を推進する事ができ、災害時にも効率的なエネルギー供給を支援できると考えます。2つ目の課題は、立地住民の方の理解と協力体制を確保することです。近年、クリーンエネルギー拡大を急ぐあまり、地域住民の理解を得ずに設備が設置される事例が見受けられ、再生可能エネルギー拡大への不信感に繋がることがあります。この課題に対しては、御社が持つ地域コミュニケーションのノウハウや、広報部門を活用することが有効だと考えます。たとえば、地域向けにカスタマイズした教育プログラムやワークショップを提供し、立地住民の方が再生可能エネルギーの利点を学ぶ場を設けることで、信頼関係を構築しながら、共同でのプロジェクトを進めることが可能になると考えます。

以上のように、御社が保有する技術力、ノウハウ、そして地域理解を得るためのノウハウを活用することで、環境負荷を抑えながら災害時にも安心して暮らせるエネルギーの未来を実現できると確信しています。

【深堀質問】

エネルギーの地産地消を促進するべきと考える理由はなにか

【深堀質問への回答】

従来の電力業界は、クリーンエネルギーの拡大を促進する一方で、用地住民に対する明確なインセンティブを与えず、ただ話し合いで納得してもらうという手法を用いてきました。しかし、明確なインセンティブを与えず話し合いで納得してもらうことは難しいため、「非常用の電源として、活用できる」というようなインセンティブを用地住民に与えることで、より健全にクリーンエネルギーを拡大することができると考えたからです。

③数ある電力会社の中で、あなたが考える「安心で快適なくらしのためのエネルギーの未来」を実現するうえで東京電力が優れていると考えた点はなにか

私は、東京電力が長年培ってきた説明を果たす力が他の電力会社より優れていると考え、御社を志望いたしました。用地住民の理解を得ることは、クリーンエネルギー拡大を実現する上で必要不可欠な事項ですが、そのためには、説明や地域住民とのコミュニーケーションが必要であり、福島の事故を経て説明責任を長年果たしてきた御社のノウハウは他社より秀でている部分であると考えました。

【深堀質問】

「福島の事故以降の取り組みをそんなふうに捉えてくれるんだね」というリアクションは頂いたが、深掘りはされなかった。

面接詳細情報

面接官の社員の特徴労務人事部長、40代前後
学生の服装スーツ
面接の雰囲気比較的和やかで、都度相槌があったり、自社のエピソードなども話して頂き、話しやすい環境だったと感じた。
評価されたと感じたポイント電力業界全体が抱える課題やそれを解決するためにどのようなアプローチをするべきかについてしっかりと自分の言葉で言語化できたことが評価につながったと感じた。
対策やアドバイス企業がどのようなことを取り組んでいるのかに加えて、電力業界がどのような課題を抱えているのかもしっかりと調べる必要があると感じた。そのため、企業のHPだけでなく、エネルギー庁などの資料も参照すると理解が深まると考える。

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一次面接 基本情報 場所WEB時間1時間社員数1人学生数1人結果通知時期翌日結果通知方法電話 質問内容・回答 ①学生時代に何に一番力をいれて頑張ったか 私が学生時代に力を入れたのは、ゼミ活動でのフィールドワークです。行政法に関わる看板や掲示物を街で調査し、チームで発表を行う活動のリーダーを務めました。発表内容や調査エリアの決定、資料作成、議論の際のファシリテーターを行いましたが、当初は意見調整に時...
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