学生時代に力を入れたことについて教えて下さい。
学生時代に最も力を注いだのは、テレビ局での学生 ADの経験だ。生放送番組で原稿の配布や会議資料の準備を担当していた。放送直前は分単位での進行が求められ、わずかなミスが番組全体に影響を与えるような緊張感の中で動いていた。最初はプレッシャーからうまく動けず、注意されることも多かったが、改善点を自分で洗い出し、タイムキープと先回り行動の徹底を意識するようにした。チェックリストの導入や、メンバーの進捗状況を把握するための共有表を作るなどミスを減らす仕組みを提案した。さらに担当範囲の明確化や、チーム内の声かけによって連携も強化した。その結果、複数の出演者への対応もスムーズになり、安心して任せられる存在として信頼を得ることができた。この経験を通じて、目の前の状況を冷静に見極め、全体を意識して行動する力を身につけることができた。
みずほ証券での将来的な目標を教えて下さい。
これまでの経験から、相手の立場に立って先回りし、信頼を築く力を大切にしてきた。テレビ局での学生ADや研究会での運営を通じ、限られた状況下で何をすべきかを見極め、相手が求めることを実行に移す力を磨いてきた。この強みを活かして、金融の知見を深めながら、人の意思決定を支える立場を目指したい。貴社では、リテールから法人、M&Aや資本市場まで幅広い領域に携わることができ、銀行や信託との連携の中で、より立体的な価値提供ができる点に惹かれた。まずはお客さま一人ひとりの将来に寄り添いながら、長期的な資産形成や課題解決を支えるパートナーを目指し、将来的には、複雑な経営課題に対しても真に必要な提案ができるような、総合金融の視点を持ったプロフェッショナルとして、貴社の信頼を背負って活躍できる存在になりたい。