あなたがこれまでに、未知の分野に積極的に挑戦したエピソードを教えてください。(400文字以上500文字以下)
所属するダンスサークル運営でコロナ禍に即した新形態の公演の開催に挑戦した。感染状況が日々変化する未曽有の状況の中で、できる限りの体験価値をメンバーに提供することを目標に据えた。しかし、当初は公演の開催と対面での練習の是非を巡る内部対立が起き運営方針が宙に浮いていた。そこで、私は各チームのリーダーと個人面談を行い現状と公演までの差分についてすり合わせを行った。すると、感染症対策に対しての意識の差がそのままサークルへのコミットメントの差となり、内部対立の原因になっていることが分かった。この課題を解決するために、2つの施策を実行した。まず、公演の開催形態を、チームごとに収録した映像作品を外部に発表する実現可能性の高い形態へと転換した。また、感染症への意識をサークル全体で底上げするために、毎日の体温報告を行う枠組みを作り、健康報告ガイドラインを設定した。その結果、対面での活動に対する不安を軽減し、対面練習を再開できた。最終的にはコロナウイルス感染者を出さずに作品発表の場を実現した。この経験から未知の環境下でも目標を定め機会を追及することにやりがいを感じる自分を発見した。
「戦略コンサルタント育成プログラム」を通して学びたいこと、得たいことを教えてください。また、その理由をあなた自身の考え方や過去の経験がわかるように説明してください。(400文字以上500文字以下)
私がこのプログラムを通じて得たいことは2つある。1つめは、戦略コンサルタントがIT領域の課題解決に用いるパースペクティブを会得することだ。私はテクノロジーを用いた課題解決に興味がある。その背景には、サークルメンバーの毎日の体温報告管理という煩雑な業務が、プログラムを用いた自動化によって簡便になりITで解決できる問題の幅広さに驚いた経験にある。デジタル領域で圧倒的なプレゼンスを持つ貴社のインターンシップだからこそテクノロジーに立脚した経営戦略に必要な思考方法を習得できると考えた。2つめは、自分の強みである「他者貢献性」が戦略コンサルタントとして通用するかを検証したい。2つめを重視する背景は、私がコールセンターの営業アルバイトにおいて、自分の扱う商材以外の自社サービスについても、お客様が感じている課題が存在していないかを探す寄り添いの姿勢を大切にしていることにある。コンサルティング業務に求められる顧客への寄り添いが自分の持つ顧客への寄り添い方と同じであることを実際のインターンシップを通じて確かめたい。