「戦略コンサルタント育成プログラム」を通して学びたいこと、得たいことを教えてください。また、その理由をあなた自身の考え方や過去の経験がわかるように説明してください。(400以上500以下)
二つある。一つは実際の戦略コンサルタント業務への理解を深め、貴社の強みや目指すものを体感することだ。クライアントとの信頼関係の上で一人のプロフェッショナルとして働くことにやりがいを見出せると考えると共に、正解のないダイナミックな経営課題解決に取り組めるコンサルティング職は非常に魅力的だと感じている。私は現在サークル代表として約400人をまとめているが、コロナ禍での新歓活動において前例のない困難の中で様々な工夫をし、目標である100人入部という課題を達成することができた。この経験から答えのない問いに対し、課題を見つけて考え抜く面白さを知った。もう一つは背景や境遇の異なる個人が互いの強みを引き出すことでチームとしての最適解を生みだす手法を学ぶことだ。前述の新歓活動において、計7人いる役職者と対話を重ねることで1+1が2以上になるような案を出しながら活動を進めることができた。この経験を通して仲間と一丸となって課題に取り組むことで生まれるエネルギーと達成感を感じた。優秀な社員と参加者に刺激を受け、やり抜く力という自らの強みを生かしてチームとして最大の成果を上げようと努力することで自らの糧にしたい。
あなたがこれまでに、未知の分野に積極的に挑戦したエピソードを教えてください。(400以上500以下)
学生向けに金融系の勉強会を開催する学生団体の運営メンバーとして企業と渉外活動を行ったことである。具体的には投資銀行業務を行なっている企業に協賛をいただき、社員に業務についての授業をしてもらい、参加者がグループワークを行うことで投資銀行業務を擬人体験し理解を深めるというものである。私はその勉強会を開催する団体のメンバーとして団体の活動について企業側にプレゼンテーションを行い、検討してもらった上で勉強会への協力を得ることができた。また、勉強会当日は1日のオペレーションを責任もって担当した。この経験から三つのことを身につけられたと考える。
一つ目は社会人としてのマナーや金融知識、そしてロジカルシンキングをしてから物事を説明することで相手の心を掴む能力である。二つ目は、自らの仕事に対するマネジメントスキルと緊張感・責任感を持って行動するという習慣だ。これはメンバーの一人一人が担当の企業を持つという制度によるものである。最後に、上司に対し、こうした方がより良いのではないか、という提案を行い、団体としてよりよい成果を上げようという主体性である。