キリン

キリンのワークショップの志望理由を教えてください。また、マーケティングコースを志望した理由も教えてください。(500字）

ワークショップ志望理由は貴社で働いている方々の姿勢に強く惹かれたからである。現在、大学のゼミで貴社の社員の方と「Z世代から企業KIRINの好意を高めるためにどのような施策をするか」ということについて、月に2回意見交換を行なっている。その中で、建前ではなく本音の意見を求め、学生の意見を対等の立場で受容する姿勢に非常に好感を抱いた。ワークショップという形を通じても貴社の方々と接することで貴社への理解を深めたいと考えるようになった。
マーケティングコースを志望した理由は、自分が培ってきたスキルを実践したいからだ。現在、私は学習塾でアルバイトをしている。そこで成績分析や面談を通じて、生徒にとって必要なことを把握し、仲間と共に施策を考え実行してきた。これはマーケティングで求められる顧客のニーズを的確に捉え、新たな価値を創造するというプロセスに共通する部分であると考えている。貴社のワークショップの中で、これまでのアルバイト経験で培ってきた課題発見力やチームワークのスキルを実践し、自分に不足している部分と向き合うことで、自らのスキルを一層高めたい。

あなたが大学生活のなかで、意見や考え方・価値観等の違いを超えて、周囲を巻き込みながらリーダーシップを発揮し、成果を出した経験について具体的に教えてください。（500字）

学習塾のアルバイトの中で、チューターの生徒面談に対する姿勢を向上させた。当時、チューターによって面談の質が異なるという課題があり、その原因は「面談が体系化されていないこと」と「面談の意義に関する考えがチューターによって異なっていること」だと考えた。そこで、以下2つの施策を実施した。
1つ目に関しては、面談マニュアルを作成し、それに基づく研修を実施した。マニュアルは先輩と意見を出し合いながら作成し、成績の分析方法や効果的なアドバイスの伝え方などを記載した。しかし、マニュアルの配布だけでは内容が十分に伝わらないと考え、3日間の研修も実施した。実践を通じて面談方法を学んだことで、チューターのマニュアル理解度を向上させることできた。
2つ目に関しては、少人数での会議を開き、面談に対する意見の交換を行った。大人数の会議では話しにくい本音を相互で共有することができ、面談の価値観の擦り合わせを行うことができた。
これらの施策の結果、面談の質の個人差が縮小し、生徒アンケートでは面談満足度が向上した。この経験から、周囲を巻き込む際には「どうすれば相手に意図が伝わるか」を考えながら行動することが重要であることを学び、この考えを、様々な部門との協力が不可欠なメーカーで働く上でも大切にしていきたいと考えている。

あなたはノンアルコールビールのマーケティングリーダーに任命されました。市場の競争が激しい中、前年比150%の売上責任があります。その中であなたは、どのような戦略を立て、この1年何に取り組みますか。(600字)

ノンアルコールビールのマーケティングリーダーとして、売上目標を達成するため、以下3つの戦略を実施する。
1つ目に、SNS戦略の実施を行う。具体的には、低確率でアレンジが加わったノンアルコールビールを作る。これにより、消費者が自発的にSNSに投稿したくなる商品を提供し、自然発生的なプロモーション効果を狙う。
2つ目に、商品自体の改良を行う。具体的には、むくみを取ることができるノンアルコールビールを開発する。むくみは特に若い女性が気にする問題であり、むくみを解消できるビールはニーズが高く、他の商品との差別化が図れる。
3つ目に、お酒を提供する店舗との連携を強化する。飲み会などでノンアルコールを飲みたいと思ってもレパートリーが少ないために諦めてしまう消費者が一定数存在する。店舗と連携し、ノンアルコールビールのメニューを増やすことで、消費者がノンアルコールビールを選ぶ機会を増やし、売上拡大を図る。
これらの施策を通じて、売上目標を達成することを目指す。