研究内容(※ 研究のプロセスやねらいとする事柄を平易にまとめてください/技術職:800字、事務職:400字)
○○機器メーカーの多角化戦略についてグループで論文を執筆した。多角化の特徴は大きく分けて2つあり、集約型と拡散型がある。○○機器において、集約型は○○機器を中心として次々と新しい○○機器に多角化し、拡散型は母業が○○機器ではないが○○機器に新しく多角化するというものだ。これら2つの型それぞれに共通している特徴をメーカーの具体例から分析した。実際に具体例からわかったことは、集約型多角化の場合、新規に展開した○○機器にも既存の取引先や販売チャネルを転用する傾向が強く、一方拡散型多角化の場合は、業界のチャレンジャーのM&Aを行い事業のリスク分散を狙ったり、既存技術を転用して○○業界に進出する傾向が大きいということだ。例えば、△△社はマイクロスイッチという制御機器の既存技術を転用して△△や◇◇を製造し、○○業界に進出している。こちらの多角化は拡散型に該当しており、上記の特徴にあてはまる。
苦労した点・工夫した点(400字)
苦労した点は、○○機器メーカー20社ほどの具体例を調べてどのような共通する特徴があるかを見出すなど作業量が多かった点と、複数の問題設定があった中でどれが本当の多角化を進める要因になっているのかを検証しづらかった点である。○○機器メーカーがどのような多角化を行なっているか、企業のwebサイトや論文を調べて図表や文章にまとめ、そこから見出せる共通した特徴をまとめるのに時間を要した。また、上記のように集約型多角化と拡散型多角化で複数の共通する点はあったものの、どれが本当の共通点なのかをさらには検証できなかった。この反省点を活かして卒業論文に取り組みたい。工夫した点は、各メーカーの事業展開について創業段階から調べ図表にまとめ直し、2つの多角化について明確な違いを検証しやすくした点である。
これまでに最も力を入れて取り組んできたことについて、具体的に教えて下さい
2年間勤めた個別指導塾では、講師が使うマニュアルの作成や生徒用カリキュラムの改訂、そして約10名ほどの生徒指導を担当するリーダーを務めていた。その中で最も大変だったことはある生徒の退塾を引き留めたことだ。その生徒を元々2人の講師が担当していたが、1人は勉強をサポートしたいという思いが強く指示出しが多すぎたこと、もう1人は楽しい授業を展開するも勉強のアドバイスが不足していたことで、生徒は退塾を考えていた。当時私は、1人の退塾が生徒数の少ない塾にとっては大きな損失で、また生徒も講師がつく方がより効率的に勉強できると考え、生徒が望む授業を考え実行した。具体的には、指導中は勉強計画や指導報告書を生徒と一緒に考えながら抜かりなく作成する一方、生徒が力を入れていた学校行事などについて毎授業ごとに雑談をするなど、生徒が塾に来たくなる指導を1年間続けた。結果、生徒を卒塾までサポートすることに成功した。
これまでにチーム・仲間と協力し取り組んだことについて、具体的に教えて下さい
長期インターンで、海外の教育用○○アプリを日本に普及させるプロジェクトを担当した。このアプリは海外で伸びつつも日本での普及率は低く、顧客を惹きつけるサービスを展開できていないことが課題であった。そこでメンバーと話し合い、以下のことを行った。まず、既存顧客へのヒアリングを実施。利用時間の長いユーザーに依頼のメールを送ってインタビューを受けてくれる人を探し、どの検索キーワードでアプリにたどり着いたのかということやアプリの使用場面を伺った。次に、ヒアリングの内容をもとにLPのSEO施策を実施。大量にある検索キーワードの中からKPIを設定して優先順位付けをし、LPに配置するキーワードを考えて、上司にアドバイスを貰いながら修正することを繰り返した。結果、国内で普及させたという先例が少ないサービスの中でも顧客のニーズを捉えたLP制作に成功し、ユーザー数1.3倍ほどの増加を達成した。
身近な人からどのような人だと言われるか、その理由を教えて下さい
◆どんな人か(30字)
周りの人からは知れば知るほど良さがわかる人と言われます。
◆そのように言われる理由(150字)
私は高校時代に所属していた水泳部や運動会実行委員会の友人と未だに多くの交流しているなど、深い関係を築くのが上手いタイプなのですが、深い関係になった友人から悩みを打ち明けられた時、その悩みに対して共感して真摯に向き合うことを大切にしています。そのような姿勢が評価されているのだと考えます。
仕事をするうえで大切にしたい価値観や求める働き方・職場風土(200字)
私が仕事をするうえで大切にしたい価値観は他者との信頼関係を築くことと、困難な課題にも負けずに挑戦していくこと、そしてものづくり産業に貢献することです。また求める働き方は社内外で多様な立場の人と関わる機会があり、大規模でグローバルな案件にも関わっていきたいと考えています。最後に、メンバーに芯があり発言を積極的に行いながらも、お互いに歩調を合わせていけるような職場風土を求めています。
トヨタでやりたいこと、それに繋がる強み・能力・経験(300字)
私が貴社でやりたいことは2つあります。貴社が持つモビリティによる移動の楽しさをより多くの人々に届けることと、次世代モビリティへの変革に向けて困難な課題に挑戦をし続けることです。私は海外留学でグループ課題に取り組んだ際、周囲の語学力が高い中でも、事前に徹底的に予習をしたり、会話の中でわからない部分もメンバーにチャットで常に聞くなどして、困難な異国での状況下でも粘り強く取り組んできました。この困難な課題に対する粘り強さや海外の人と積極的にコミュニケーションが取れる姿勢を活かして、貴社のモビリティをよりグローバルに普及させることに貢献し、モビリティの変革という挑戦を支える人材になりたいです。