学生時代に力を入れたこと
私が学生時代に力をいれたことは、大学時代の文科系サークルでの照明演出業務です。舞台に立つだけではなく、サークル全体に貢献できることがしたいと考え、私は照明係のリーダーに立候補しました。照明の色の変化ひとつで舞台の魅力を何倍にも高められる仕事に私は非常に大きな充実感をもっていましたが、係全体での課題もありました。それは、係のメンバーの仕事量に差があったことです。もともと私と、以前照明係のリーダを務めていた先輩方(以後「リーダー陣」)に係の仕事が一極集中していました。そのため機材に関する専門用語の理解や、本番の演出計画表の制作などはリーダー陣のみで行なっており、他のメンバーが行なう仕事は、本番当日にリーダー陣の指示通り機材を動かすことだけでした。しかし私は、照明演出の面白さや仕事のやりがいを他のメンバーにも伝えたいと思い、演出計画表作成の役割分担をし、機材に関する知識のマニュアルも制作しました。これによって、照明係が本番の演出の際何を操作しているのか、またどのようなことが可能なのかを係のメンバー全員が理解できるようになり、それを踏まえた演出の提案、および本番当日の機材操作などをしてくれる人が出てきました。この活動によって、自分がやりがいを感じていることを、他の人にも伝える難しさ、楽しさを経験しました。
自己PR
私の強みは【ゼロからの伸びしろが未知数であること】です。それを象徴するのは、高校時代のディベート部での経験です。入部したときは未経験でしたが、やるならトップを目指したいと思い、全国大会優勝という目標に向けて仲間と努力を重ねました。私の課題としてあったのは、相手の議論の弱点を正確につけず、自分の番が回ってくるまでに話す内容を整理しきれないことでした。そこで、議論の弱点の種類分けをし、またそれを実際に使えるようになるため外部の試合をいくつも見学しに行きました。その結果、どこに反論をすれば相手の議論を最も効率的に崩せるかが素早く浮かぶようになり、チームの勝利に貢献できるようになりました。そして、全国大会のメンバーとして悲願の優勝を達成できました。このような強みを生かし、何事にも積極的に挑戦し、常に視座を高く持って仕事に取り組みたいと考えています。