25年卒
男性
東京科学大学
ES情報
入社後に挑戦したいこと
アナログデバイス:半導体を通して人びとの生活を豊かにするモノづくりに携わりたい。私は小さな電子機器がきっかけで半導体に興味を持ち始めた。しかし、半導体を勉強するなかで、半導体が小さな電子機器のみならず自動車や社会インフラなど生活に欠かせない多くのモノに用いられていることを学んだ。高品質な半導体デバイス開発は私たちの生活をより豊かにするものである。私は自身が学生時代に培った半導体の知識や、研究で半導体デバイスの性能向上を実現した経験を活かして、自動車や社会インフラに注力している貴社で半導体デバイス開発に携わりたい。
デジタルデバイス:車載向けマイコンに関して世界有数のシェアや高い技術力を有する貴社のもとで、その技術力を吸収しながら、より高い自動運転レベルを実現したい。自動車は開発されてから現在に至るまで、人や物を運ぶものとして人びとの生活を豊かにしてきた。しかし、自動車による事故は毎年何十万件も起こっており、その原因の多くは人為的ミスによるものである。事故を減らすためには、自動運転レベルを向上させ、運転主体を人からシステムにする技術が必要である。より便利で安心安全な自動車を目指して、貴社でのマイコン開発業務に携わりたい。
研究意義
半導体デバイスの研究を選択した。幼い頃に小さなゲームカセットが大きなゲーム世界を作っていることに感銘を受け、それが半導体を用いた微細な回路の集まりによって作られていることを知った。それがきっかけで半導体の原理や技術を学びたいと考え、大学で半導体を専攻した。
学んだこと
根拠ある自信をもとに取り組むことの重要性を学んだ。私は研究においてより良い性能を持つデバイス構造の実現に向けての試行錯誤に注力した。欠陥低減のために、科学的根拠をもとに各材料の条件を変えたり、変更によって新しく発生した問題に対してプロセスを変更したりと、合計で何十パターン作製した。良い特性が得られず心が折れそうになることもあったが、根拠をもとに取り組んでいるため良い方向に進んでいると信じて研究を続けた結果、所望の性能を持つデバイス構造を実現することができた。
興味を持った理由
私には2つの目標がある。1つ目は、自身の携わった半導体製品が多くの人びとの生活を豊かにすることである。2つ目は、私が先述したゲームカセットから半導体に興味を持ったように、自身の携わった半導体製品によって半導体について興味を持ってくれる人を生み出すことである。車載向けマイコンをはじめとした人びとの暮らしを楽にする半導体製品を世界最高峰の半導体技術を用いて生産している貴社は、この2つの目標を達成するために非常にマッチしていると考え、興味を持った。貴社に入社した際には、自身の半導体の知識や研究の経験を活かして、人びとの生活を豊かにし、その技術力で感動を与えるような半導体デバイスの開発に携わりたい。