これまでの人生で力を入れた取り組みについて、SMBCグループ人財ポリシー(※)で求める「プロフェッショナル」「チームワーク」「挑戦」それぞれの発揮事例を教えてください(各250字以内)
プロフェッショナル:
高校の合唱部でパートリーダーを務めたとき、自分の欠点を克服したことだ。私は大会出場という目標の為に厳しい指導をしていたが、仲間の気持ちを団結させることができず、顧問からリーダー失格と言われた。落ち込んだがリーダーの責務を果たしたいと思い、私のどのような点が不適切だったかをすぐに尋ね回り、私には傾聴力と素直さがなかったことに気づいた。そのため毎日仲間から指導のフィードバックをもらい、指摘を吸収して改善に向けた試行錯誤を繰り返したことで、引退時に「最も成長したリーダー」と周囲から認められた。
チームワーク:
各メンバーを尊重するチーム作りに努めたことだ。日本人と海外の学生でワークをしたとき、一人が自分の意見を話すばかりで他者の意見に耳を傾けず、仲間は発言意欲を失っていた。これでは「異なる背景を持つ学生同士の多角的議論」というワークの目標を達成できないと考えた私は、当該者に仲間の意見を取り入れることの重要性を訴え、積極的に他メンバーの意見を求めながら議論を進めた。この行動を契機として当該者は仲間の発言を遮ることがなくなり、チームの一体感が生まれて活発な意見交換をすることができるようになった。
挑戦:
留学先で異文化と共生するために行動したことだ。私は異文化交流を望む他の留学生と寮に住んでいたが、欧米系の人々が毎晩パーティーをしていたので、アジア系との間に溝ができていた。何度も静かにしてほしいと伝えたが効果がなかったため、相手の立場を想像し、彼らは我々の文化をよく知らないから意図を理解できないのではないかと考えた。そこである日自分から声をかけて、文化の違いについて話し合うことにした。この結果、互いの文化を尊重しながら生活することを共通目標として再度確認し、退去時には別れを惜しむ程の仲になった。