当社を志望する理由を述べてください。あわせて、上記の希望部門やご自身の興味・関心を踏まえて、入社後に取り組んでみたいテーマと、あなたがそこで果たしたい役割について述べてください。(900字以上1100字以内)
私は「質の高いソリューションをクライアントに提供し続けたい」という想いを実現するために貴社を志望する理由は2点ある。
1つ目は、多様性が貴社の中に存在するという点である。貴社では理系出身の社員の方だけでなく様々なバックグラウンドを持った方が数多く在籍する。さらに、社内外の専門家との関わりも多く、多角的な視点や考え方を獲得するチャンスがあると考えている。また、周りの方々から学ぶだけでなく、私自身の経験や考え方も関わる方々と共有することで、日々切磋琢磨することのできると思っている。その多様性から日々成長を繰り返すことで、「クライアントに質の高いソリューションを提供したい」という私の想いを実現することにつながる。
2つ目は一気通貫で伴奏型の提案をしている点である。クライアントファーストの考え方や当事者意識を大切としている貴社では責任やプライド、誇りを持った仕事ができると考えている。学生時代の学業や〇〇の経験から、追い込まれた状況や困難なことでも、責任をもって最後まで本気でやりきることができたときは、たとえ多くの時間を割いて失敗したとしても幸せな時間があったと振り返って思う。他者のために本気になれる貴社では、今後のキャリアでそのような幸せな時間を送ることができると確信している。
また、入社後は多数のプロジェクトを経験し、私が最大限の力を発揮できる分野で専門性を確立させていきたい。取り組んでみたいテーマとしては、ITを用いて多くの人に安心感と便利さの両面を提供することである。たとえ便利であってもシステムに危険性があれば、使ってもらう方に満足してもらえない。私は現代の社会や企業が抱える課題を解決するために、IT分野は切っても切り離せないものであると認識している。そこで、私はITに対する知見を深め、実現性の高いソリューションを提案できる人材になりたいと考えている。さらに、その専門分野でチームを牽引していくリーダーとして役割を果たしていきたい。学生時代の〇〇部という小さな組織ではあったが、そこでのリーダー経験を活かして、キャリアの中では大きなプロジェクトリーダーを任されることがキャリアの中の目標の1つである。
大学や大学院における専門分野(研究テーマ)、または最も力を入れて勉強したことについて、次の観点を織り込んで述べてください。(900字以上1100字以内)
(1)具体的内容(解り易く簡潔に)
(2)そのテーマを選択した背景・目的
(3)独自性、自分なりの視点や工夫したこと
(4)その成果が社会にどのように還元できそうか
私が最も力を入れて勉強したことは英会話である。きっかけは、大学2年生からスポーツジムでアルバイトを始めたことで、そこには多くの外国人留学生が来店する。当初は彼らとコミュニケーションをとることをできるだけ避け、入会の手続きが必要な際は翻訳機を利用していた。しかしあるとき、カンザスシティ出身の外国人の方が来店され、私の趣味の一つであるNFLの話になった。私のつたない英語が相手に伝わり、話が盛り上がった経験がある。当時、英語が苦手だった私にとって日本語以外で会話をし、それが何とか伝わったことは不思議な感覚だったが、それ以上に話せるようになりたいと心に火が付いたことを覚えている。
その後すぐ英会話のレッスンを始め、中学校英語の見直しや発音練習など英会話における基礎の部分にフォーカスしてスタートした。しかし、レッスン自体は週1回だったため、今まで20年間近く英会話に触れてこなかった私には全く足りなかった。そこで、毎日先生に英語の日記を書いて送り、英語学習向けのVlogなどをシャドウイングすることを学習に取り入れた。また私生活の中で、街に見かける英語の文字を意識的に探して覚え、その場の思いついた文章を英語にして話したりするなど、とにかく英語に触れる量を増やすことを心がけた。まだビジネスレベルで使える会話力には達していないが、外国の方と話をする抵抗感は全くなく、自信をもって話せるようになってきていると実感している。
今後の目標としては2点ある。1つ目は、TOEICのテストを今年中に受験し、700点以上のスコアを獲得することである。会話とテストは全く別物であるが、目標のスコアを達成することで、英語学習に対してのモチベーションがさらに高まると考えている。2つ目は、仕事でつかえるレベルに到達することである。社会に出て仕事をするうえで、今までクライアントの対象にならなかった人や企業ともビジネスの中で関わることができ、私自身の仕事や経験の幅にも大きな影響を与えてくれると確信している。また、それによって御社のサービスをより多くの人や企業に利用してもらい、世の中が少しでも豊かになる助けになるという点で社会に貢献できると考えている。
学業以外に力を入れたこと(スポーツ、趣味、ボランティア活動等)について、次の観点を織り込んで述べてください。(900字以上1100字以内)
(1)具体的内容
(2)取り組んだ背景・目的
(3)あなたの役割
(4)活動全体の成果(成功/失敗したこと、得られたこと)
私が学業以外で力を入れたことは、体育会〇〇部である。その中で私はチームの中で選手以外にアナリストとして活動している。対戦相手と自チームの両方を分析して資料を作成し、コーチ陣と何度も話し合ってゲームプランを決めたものを選手たちにミーティングで伝えることが私の主な役割である。昨シーズンまで1部リーグ優勝を目標に掲げていたが、秋のリーグ戦で〇〇位・2部降格という結果でシーズンを終えてしまった。何としても1部リーグに再昇格をし、後輩にバトンを渡したいという想いから、私は選手兼アナリストとしてチームを支えることを決意した。その中でも私が特に力を入れたものは2つある。
1つ目は対戦相手の戦術面の分析である。しかしコートに立つ以上、プレーヤーとしての準備や自主練習に取り組む必要があり、アナライジングにかける時間には限りがあったため、難しいものがあった。その一方で、分析した内容をもとに立てたゲームプランで戦った、関西の全大学が戦うトーナメントで〇〇位になることができた瞬間は最も達成感を感じることもできた。選手全員が戦術を頭に入れてプランを実行できるようにするために、彼らに伝えるタイミングや情報の量に注意して分析を進めることができたことが、成功の大きな要因だったと考える。
2つ目は、昨シーズンの結果で士気が下がりきったチームの再建である。昨シーズンの外的要因と内的要因の両面でチーム状況を分析し、昨シーズン終盤の個々のモチベーションが明らかに低かったことをミーティングで伝えた。そこで1部リーグ再昇格に向けて、「モチベーションが下がる内的要因を減らし、一体感を作り出すこと」を目標とした。モチベーションが下がる原因は、特に〇〇以外の面でも大きな影響を与えていると考え、部室やアリーナの掃除や各自の私生活を見直すことを取り組んだ。しかし、一体感については、初めの数か月はあまり変化を感じず、意図して生まれるものではないことに気づいた。意図的に生み出す一体感は、仲の良い集団に過ぎず、私たちが目指すものではない。そこで、プレーの連携の中でかみ合わないところを選手同士でコミュニケーションをとることのできる環境を作るために、週1回のミーティングを実施した。その結果、選手同士のプレー面での信頼関係が強くなり、関西の強豪チームに連勝を重ね、自然と一体感が生まれている瞬間を経験することができた。
以上の2点が、私が体育会〇〇部でアナリストとして力を入れたことである。