26年卒
男性
慶應義塾大学
ES情報
あなたが今まで力を入れて取り組んだ内容を踏まえて、あなた自身について教えてください。(400 字以下)
私は、世話好きな性格と強い責任感に特徴があります。人からは面倒見が良いと言われることが多く、誰かのために行動することに喜びを感じます。大学時代には家庭教師のアルバイトを通して、生徒の合格のために尽力することにやりがいを見出してきました。毎晩生徒に連絡して勉強の進捗を確認するなど、当事者意識を持って生徒と向き合うことを大切にしています。生徒が志望校に合格した際には、涙が出るほど嬉しかったことを覚えています。
また、リーダーシップを持って、組織をまとめることが得意です。チームを目標に向けて統率し、周囲を巻き込んで行動することが多いです。高校時代の文化祭では、最優秀企画に選ばれることを目標にメンバーを募り、企画を立案、実行しました。少ない企画費でも、先生方や先輩に頼み込んで協力を得ることで、妥協のない企画を実現しました。結果として、当企画は最優秀賞を受け、目標を達成することが出来ました。
日本の企業では、さまざまな背景や考え方を持つ従業員がしっかりと活かされ、ダイバーシティが発揮できていると思いますか? あなたの考えに基づき、『できている』『できていない』のどちらかを選び、その理由を説明してください。また、さらに多様な人材が活躍できる職場をつくるとしたら、企業はどのような取り組みをすべきだと思いますか?あなたの意見を聞かせてください。(400 字以下字以下)
『できていない』と思います。なぜなら、多くの日本企業では、垂直的な組織形態によって現場と経営陣との距離が遠く、社内の多様な考えが全社的な意思決定の場に届いていないと考えるからです。年功序列や終身雇用といった日本的雇用慣行によって硬直化した社内の上下関係は、下から上への提案や意見を阻害するばかりか、受動的で思考停止な社風を生み、各従業員の能動的で自由な発想を妨げているように思います。このような状況を改善するための取り組みとして、私は以下の2つを提案します。1つ目は、2階級以上離れた上司への直接上申制度の実施です。各従業員が、直属の上司だけでなく更に高い役職者との関係を持つことで、上下間の一方的なコミュニケーションを防止できます。2つ目は、中上位役職における中途採用の活発化です。中上位役職者が流動的に入れ替わることで、経営の上流で直接新しい考えを取り入れることができます。