あなたがこれまでに最も達成感を得た経験について、なぜ達成できたかの要因を含めて教えてください。
私がこれまでに最も達成感を得た経験は、複数のゼミで行う合同研究発表会において、10以上の参加チームの中で最高評価を獲得した経験である。私は4人チームで、〇〇に関する研究を行った。この研究で直面した課題は、答えのない研究に行き詰まり、議論が膠着することであった。この厳しい状況下で、前述の成果を達成できた要因は、「他者にはない視点で物事を捉える柔軟な思考力」と「チームの士気を高め議論を推進させる積極性」を発揮した行動ができたからだと考える。私は、チーム内でアイデアマンとして、議論を推進する役割を担っていた。些細なことでも率直に発言し、議論を進展させるためのきっかけづくりを徹底して行った。俯瞰的な視点から議論に臨み、多くの矛盾や改善点を見つけ出すことで、チームをリードした。その際に意識していたことは、情報共有を体系化することである。メンバーそれぞれが得た知識や発想を漏れなく確実に共有することで、議論の量だけでなく質を高めることにもこだわった。これらの取り組みを続けた結果、研究発表会での最優秀賞獲得につながり、チームで大きな喜びを味わうことが出来た。
あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。
企業のSNSを代行して運用する長期インターンシップにおいて、担当企業の満足度が下がった経験から「信頼関係構築のために積極的に行動する大切さ」を学んだ。先輩インターン生から、アカウントの担当を引き継いだ際に、企業からの満足度が下がってしまい、悔しい思いをした。原因を分析した結果、自分のスキルに自信が持てず消極的な行動を重ねてしまったことで、企業からの信頼を失ってしまったからだと考えた。そこで、私は二つの改善策を実行した。一つ目は、熱意を伝える努力である。信頼を築くためには、担当企業の理解を深め、自身の熱意を伝えることが大切であると考え、販売商品の魅力や競合調査を徹底的に分析した。二つ目は、提案方法の改善である。他インターン生や社員との意見交換から、提案方法にオリジナリティを持たせることの重要性を学んだ。そこで内容重視から、理由重視の提案方法へと改善を行い、思考プロセスを共有することを意識した。この取り組みを続けた結果、引き継ぐ前よりも高い満足度を獲得するまで成長することができた。今後も関係性が重要となる場面では、積極的に行動することで信頼獲得に努めていきたい。
日本総研のITソリューション部門を志望する理由を教えてください。
ITを駆使し、質の高いサービスを提供することで日本を支えたいという想いから、貴社のITソリューション部門を志望する。私は所属するゼミにおいて、金融機関のレガシーシステム脱却に関する研究を行った際に、金融が人々の生活に与える影響力の大きさを実感した。この経験から、社会の重要なインフラを担う金融業界において、より便利で高品質なサービスを提供したいと考えるようになった。なかでも、若手から活躍できる環境があり、自身の努力次第で、日本最大級であるSMBCグループの大規模プロジェクトに携わることが出来る貴社に魅力を感じている。また、グループ会社が顧客であることから、品質を徹底的に追求できる環境は、自身の強みである「成果にこだわる行動力」を最大限発揮することが出来ると考える。専門的な技術やコミュニケーション力の向上に努め、市場価値の高い人材となることで、グループおよび社会に新しい価値を提供していきたい。