25年卒
男性
上智大学
ES情報
あなたがこれまでに最も達成感を得た経験について、なぜ達成できたかの要因を含めて教えてください。(500文字以下)
所属するゼミでの研究において、目標である化学物質の合成をチームで成し遂げた時、最も達成感を得ることができた。達成できた一番の要因は、ゼミ長として、後輩に寄り添ったリーダーシップを発揮し、意見交換しやすい環境を築き上げたことだと考えている。現在、先輩後輩合わせて7人のメンバーで共同研究を行なっている。しかし、院生との知識の差から、議論が先輩だけで進んでしまい、後輩たちが意見を出しにくい状況が問題となっていた。この問題解決のため、まず後輩たちの研究に対する考えを把握するための面談を行った。結果、後輩たちが「研究に対する理解が浅く、自信を持って発言できない」という共通の意見を持っていることが分かった。そこで、私は進行表を作成し、定期的なミーティングに導入した。この進行表では後輩たちが意見を出す時間や疑問解決する時間を確保した。これにより、後輩たちは積極的に意見を出すようになり、異なる視点から議論を深めることができた。最終的に研究の質が向上し、目標であった化学物質の新規合成に成功した。仲間と共に成功を喜び合った瞬間から、共同開発する楽しさとやりがいを学ぶことができた。
あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。(500文字以下)
私の失敗は、研究室への配属初年度、触媒の機能性についての研究に没頭しすぎ、本来の目標の新構造の触媒を合成が大幅に遅れたことである。私は2ヶ月間での新構造の触媒合成に取り組んでいたが、「触媒ってどういった機能があるのだろう」という好奇心から、当初立てた計画を先延ばしにしていた。結果2ヶ月後にはチームの誰よりも進捗が遅れていることに気付いた。自己管理の甘さを猛省し、目標設定と自己管理を強化しました。具体的には、1日、1週間、1ヶ月ごとの目標を設定、モチベーションを維持し、計画的な進捗を確保した。また自己目標と進捗状況をチームで共有し、行動に責任感を持つよう意識した。結果、常に先を考えながら行動できる計画力が身につき、目標より2週間早く触媒合成を達成できた。この失敗から目標計画によって自己管理する重要性を学んだ。現在は、この失敗から学んだ目標設定と自己管理能力を2年目の研究活動に生かしている。同じチームの後輩の研究活動をサポートしつつ、同時に自身の研究を進行している。週ごとや月ごとに目標を立て、将来を見据えながら研究に取り組むことが習慣化され、研究の明確化が視野を広げることに繋がっている。
日本総研のITソリューション部門を志望する理由を教えてください。(400文字以下)
将来的に、PMとして、100人を超える大規模なチームを統括し、社会に不可欠な金融システム開発に貢献したいからだ。私は、中高校の卓球部での部長経験や研究室でのゼミ長で培ったコミュニケーション力を活かしたリーダーシップにより、チームの結束力を高め牽引してきた。その中で、チームの一体感を高め、目標を達成したときに仲間と共に喜びを分かち合う瞬間が、私にとって達成感を感じるときである。これらの経験から、個々の特徴と関連技術を深く理解しながらリーダーシップを発揮できるPMになりたいと考えている。そのために、若手期間中に現場のシステム開発に従事し、システム開発に必要な技術スキルと幅広い金融知識を身につける必要があると考えている。若手期間を通じて基礎スキルを習得し、リーダーシップを更に高めることで、将来責任感あるPMとして成功できる自信を持っている。以上が、私がI Tソリューション部門を志望する理由である。