25年卒
女性
日本赤十字看護大学
ES情報
志望動機
私が貴院を志望した理由は2点あります。1つ目は貴院の看護理念である「温かな心のこもった看護」に共感したからです。私は学部時代の実習において、授業で学習しているベッドサイドでの看護と実際に働いている看護師の業務の内容の様子の違いに違和感を覚えていました。貴院の理念のもと実践される看護はベッドサイドでの対象者へのケアを大事にするものであり、私の理想とする看護ケアに最も近いものであると考えています。2つ目は助産師としての専門性を発揮できる場が整っていることです。地域周産期母子医療センターとして、ローリスクからハイリスクまで幅広い母子に関わることができることや、助産師外来および母乳外来で助産師としての専門性を大いに発揮することができる場所が整っていると感じています。現在大学院で学習している、根拠に基づく助産ケアを一番近くでたくさんの母子に提供したいと考えています。以上2点の理由から貴院を志望します。
希望部署
私が第一希望として参加を希望している理由は、助産師として妊娠期~分娩期~産褥新生児期という周産期の一連の流れの中にある母子のケアを行いたいと考えているからです。関わる一時期のみならず、継続して関わることができるところが周産期の魅力であると考えているため、継続的なケアが実施できるような助産師となりたいと考えています。
第二希望として小児を希望した理由は、周産期に関われなかったとしても子どもたちが成長する過程は助産師の分野であると考えているからです。子どもたちの看護には両親のケアも重要で、助産師としてできる家族ケアを小児病棟で実施したいと考えています。
第三希望として救命救急を希望した理由として、看護職としてどのような状態の方の対応もできるアセスメント力を付けたいと考えているからです。現在は助産を学習していますが、対象者はみな人間であることを考えると適切なアセスメント力が必要だと考えます。
将来の目標
私は将来、国際的に活動できる助産師になりたいと考えています。留学中に病院にかかった際、看護師の地位の低さや看護ケアの質の低さに衝撃を受け、日本の看護を世界に広めていきたいと考えました。そのために学部、そして大学院において、国際看護・国際保健について学習しました。自分自身が海外に行って支援するためには日本で経験を積み、日本のケアを自分ができるようになることが必要であると考えるため、貴院で助産師としての技術を磨き、経験を積んでから何らかの形で国際活動に参加したいと考えています。国際活動ができる経験が積めるまでは、自身の言語スキルを活かして、日本国内にいる海外の方の支援を行いたいと考えています。世界中の人々が適切なケアを受けることができるように日本の医療職として努力していきたいです。また、それらの経験を活かして博士課程への進学をして研究を行うことも目標の1つとして考えています。
長所と短所
私の長所は2点あげられると考えています。1つ目は優先順位をつけて計画的に行うことができる点です。大学院では多くの実習と研究、授業があり多重課題でしたが、計画的に実施し、遅延・延滞なくこなすことができました。2つ目はコミュニケーション力があるところです。人と会話することが好きで、小さいお子さんから年配の方まで分け隔てなく自然に会話することができます。その為、ケアの際に会話の中で必要な情報収集をすることができます。
短所としては、1つのことに集中しすぎてしまうところがあります。対象者のケアに入る際も自分が考えていることのみを実施する傾向がありました。この短所を改善するために、他の学生の意見や指導者の意見を伺い、観察の視点を増やすことで対象者にとって負担のない観察とケアを行うことができるように努力しています。
趣味・特技
私の趣味は旅行、映画鑑賞、散歩です。留学に行っていたこともあり、短期間でも海外旅行にいくことが多いですが、新型コロナウイルスの蔓延後は国内旅行に行くことも増えました。自分の知っている世界から離れ、新しい環境・文化に触れることが好きです。映画も海外のものをよく鑑賞しています。映画鑑賞を通じて自身の言語スキルの維持、向上を図っています。最後の散歩は近所を散歩することもあれば、出かけようと思ったところまで15km程度散歩をすることもあります。歩くことで他の交通機関を利用していたら気が付かなかったであろう物事に出会うことができるところが魅力であると感じています。散歩に限らず、ランニングや登山など体を動かすことが好きでリフレッシュ方法の1つとなっています。
特技は特にありませんが、プレゼンテーション資料の作成とプレゼンテーションは得意で相手に伝わるように実施することができます。
学生時代・前職で得たもの
学生時代の得たものとしては2点あります。1つが学部時代に得たリーダーシップ能力です。私は学部2年の時から学内で行われている国際交流の学生部会で代表、サークルの副代表を務めてきました。また、学部時代には4年間レストランで継続して働き、こちらも2年目から新人教育の担当者として新人の教育と他のアルバイトのとりまとめを行っていました。以上の経験より、他の人をまとめで団体としてどのように動いていくと円滑に活動を行うことができるのか考え、人を率いる力を身に着けることができたと考えています。
2つ目は、大学院で学んだ最新のエビデンスに基づいた看護・助産ケアの実践です。修士課程では日々たくさんの論文を読み、それを基にケアの方針を考えて実践していました。この力は臨床に出てからも重要であると考えています。海外の研究も見ながら、最新のデータ・エビデンスに基づいたケアを実践したいと考えています。