26年卒
男性
東京大学
ES情報
これまでの人生においてやりぬいた経験と学んだこと
留学先の○○の幸福度について理解するため、4人のチームを作りインタビューを実施した。○○は幸福度の高さで知られる一方、現地の生活は明るい面だけではないと感じたことから、幸福について人々の生の考えを聞きたく思い、調査に取り組んだ。ただ、私が一から始めたこの活動には報酬がなく、メンバー間で意欲に差があった。私が多くの仕事を担うことで仲間の負担を減らそうともしたが、状況は改善しなかった。熱意だけでがむしゃらに動くばかりでは意味がないと気づき、仲間の内的な動機を喚起しようと試みた。各々のパーソナルな部分を知るための話し合いを重ねて、興味の方向性や得意なこと、これまでの経験について理解し、各人の「やりたいこと」と「できること」を明らかにした。そして、関心に合わせた調査テーマの導入や、適性に基づく業務分担を進めた。やりがいと責任感を感じられるような活動へと変革したことで、一人一人が主体性を発揮できるようになった。その結果、帰国後の発表時には、考察の多角的な視点が評価された。この経験から、リーダーシップとは、誰よりも熱量を持って取り組み、仲間の良さを引き出すことだと考えるに至った。
デベロッパーの志望理由
暮らしに安定と豊かさを届け、幸せな社会を実現したいからだ。○○への留学中に取り組んだ調査と現地での体験を通じ、幸福な社会には2つの特徴があると考えるに至った。1つ目は「暮らしの安定」だ。調査の中で、安全で快適なインフラと、生活に密着した相談センターでのサービスが、幸福な暮らしの基盤を成しているとの話を聞き、人々の安定した暮らしはハードとソフトの両面の取り組みから形作られるのだと感じた。2つ目は「暮らしの豊かさ」だ。現地の図書館では利用者主体でイベントを開くことができ、個人の興味をきっかけに新たな出会いを促す仕掛けが存在していた。人々の関心がモノからコトへ移る中で、今後の社会の豊かさには人との繋がりが欠かせないと考えるようになった。私はデベロッパーの使命は「生活の土台を作り、暮らしを豊かにすること」だと考えており、そうした街づくりを通じて幸せな社会の実現に寄与したい。
東建の志望理由
街に根付き、人の営みに向き合う貴社の街づくりに共感したからだ。インターンを通じて、エリアの歴史と未来に着目し、その土地ならではの開発にこだわる貴社の街づくりの理念や、あらゆる利用者や関係者の立場に向き合い続ける社員の方々の姿勢を間近で体感した。街と、そこで織りなされる人の営みに愚直に向き合う貴社でこそ、私が実現したい「暮らしに根差した街づくり」を実現できると感じたため、貴社への入社を志望する。