東京電力ホールディングス

学生時代に問題意識をもち、自ら課題を設定して取り組んだことについて教えてください。取り組んだ課題、その背景となる問題意識について教えてください。(160~200字)

カザフスタン留学中、3人1組のリーダーとしてプレゼン活動に尽力した。30組中3位入賞を目標に、「カザフにおけるロシア語」というテーマで、現地の言語状況(カザフ語かロシア語か)に関する発表をしたが、2つの課題に直面した。1点目は、現地での情報収集が非効率的だったことだ。2点目は、メンバーの1人が消極的だったことだ。背景には「各自が情報収集を行う必要があるが、情報が揃っていない」という問題意識があった。

課題に対して取り組んだことを具体的に教えてください。(320~400字)

1点目の課題は、対面のみで情報収集を行っていたことが原因だと考えた。そのためSNSを用いた情報収集をメンバーに提案・実施した。SNSの導入に際しては、市内で開催されていた文化交流会や他学部へ赴き、アカウントのフォローや調査協力依頼を呼びかけた。また、カザフ語、ロシア語、英語の3言語でアンケートを作成することで、誰もが回答できるようにした。これにより、効率よく情報収集ができ、約160名分の調査結果を得た。2点目の課題は、ムスリムの学生が宗教上の礼拝や断食などの影響で活動を抜けたり、欠席したりなど彼女の「宗教が最優先」という価値観によるものだった。私は、自分の「授業が最優先」という価値観との違いを痛感し、相互理解を図る必要があると考えた。そのため、お互いの価値観を確認し合う場を設け、私も実際に断食を行い、歩み寄りの姿勢を示した。これにより、彼女も私の姿勢を理解し、積極的に参加してくれるようになった。

取り組んだ結果・成果、周囲に及ぼした影響、周囲からの評価などについて教えてください。(160~200字)

情報を基に、どちらの言語が母語か、母語ではない言語を理解できるか否かを割合で出し、現地での両言語の地位を分析した。結果的に、プレゼンの正確さが高く評価され、3位入賞を果たした。私はこのことから、課題に対して主体的に取り組む重要性と、価値観の異なる相手の立場に立って考える重要性を学んだ。また、活動後はメンバーから「価値観が違ってもまとめてくれてくれてありがとう」という言葉を貰うことができた。

東京電力を志望した理由を教えてください。また入社後あなたがやってみたい仕事、あなたの強みを活かして実現したいことなどについて具体的に教えてください。(320~400字)

「世界の人々の暮らしの豊かさを支えたい」という想いを実現できると考えたからだ。カザフスタン留学中に電力インフラの未整備により、不便な生活を強いられた。そこで私は、豊かな生活における電力の重要性を感じた。そこで、私も電力の安定供給に貢献したいと考えた。また留学中、途上国では、経済発展と環境保全の両立が難しく、電源の多くを地下資源での火力発電に頼っている現状を知った。このことから特に、途上国の電力の安定供給と環境保全に貢献したいと考えた。貴社は、日本で経済の中心部を支え、東南アジアを中心に、再エネ事業で多くの実績を残している。国内と海外での知見を豊富に持つ貴社であれば、私の想いを実現できると確信した。貴社では、海外事業推進部で、途上国事業に携わりたい。留学で培った価値観の異なる人と協調する力を活かして、相手を理解し、その中で自分の立場も的確に伝える交渉を行い、世界のエネルギーの安定供給に貢献したい。

東京電力の目指すべき将来像についてあなたの考えを自由にお聞かせください。(200~250字)

原発事故からの信頼回復と電力の安定供給を今後も徹底しつつ、脱炭素化社会の実現を牽引する企業を目指すべきだと考える。安定供給に関しては、災害時を想定したリスク管理を徹底し、脱炭素化社会の構築に向けては、現在国内外で行っている洋上風力、太陽光、水力発電の規模を今後はさらに拡大させる必要がある。そして再生可能エネルギーの知見の獲得、提供を進めるとともに、原子力発電の稼働率を上げ、エネルギーミックスの体制を整えていくことが重要だ。日本最大の電力会社として、日本と世界の未来を担っていくべきであると考える。

あなたの性格について、具体的なエピソードを挙げて説明してください。(120~150字)

私は目標に対して粘り強く努力することができる。中学・高校で吹奏楽部に所属していた際は、県大会出場という目標に向け、6年間毎日欠かさず練習を行った。特に高校2・3年次にはパートリーダーとして自身の練習に加えて、後輩の技術指導を行いパート全体の技術向上に努め、県大会出場を果たした。

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