27年卒
男性
東京工科大学
面接情報
一次面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 1時間 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①手始め的な形で自己紹介を聞かれた
大学・学部・学科・専攻・学年・氏名・現在は障碍者施設のスタッフ、塾講師のアルバイト。その中で相手の立場になって行動することを大切にしてきました。
②情報系の学部であったため、大学生活でやってきたことを聞かれた。
私は、授業の一環として大学生活を充実させるためのITサービスを提案するプロジェクトに副リーダーとして取り組みました。
私たちは「就活生が自分に合った企業、職種がわからない状況を解決する」という課題設定の下、アプリケーションを開発することにしました。しかし、競合他社を調べた際、機能が多くサービスの強みがはっきりしないという問題に直面し、班員で意見が分かれてしまいました。そこでリーダーや他の班員の意見を聞き、このサービスの軸に立ち返って議論するように提案しました。この議論がきっかけで他社にはない強みを持ち、自信をもって提案することができました。
社会の実際のチームプロジェクトに近い形で行ったため、思わぬ壁に直面(意見対立や時間のなさ、個々のやる気のベクトルの違い)し、リーダーと班員の意見が合わないなど副リーダーとして困難なことも多々ありました。しかし、その都度話し合いをし、問題解決していきました。チームで一つの課題を解決するために必要なコミュニケーションの必要性やチームワークなどの価値ある経験を得ることができました。この経験を活かして、実際のプロジェクトにおいてもコミュニケーションを積極的に行い、課題を解決していきたいと考えています。
【深堀質問】
プロジェクトで壁に当たったときにあなたはどうしましたか。
【深堀質問への回答】
双方の意見を聞き、話し合う機会を設けた
③ESにも書いた自己PRを教えてくださいと聞かれた。
私の自己PRは、相手の立場に立って物事を考え、実行できること。この能力は、中学生の頃から参加している障がい者福祉施設でのスタッフ経験を通じて培われました。
身体の不自由な方々にも運動の楽しさを提供するために、トランポリンや鬼ごっこなどそれぞれの特徴や性格に合った遊びを考案しています。これは、本人だけでなく他のスタッフやご家族とも相談しながら行っています。また、耳や身体の不自由な人々に音楽や楽器の楽しみを提供するために、光る打楽器や身体を用いた音楽イベントを定期的に開催してる。
利用者は言葉を話せない方や感情表現ができない方などさまざまな事情があり、自分の伝えたいことが伝わらないことも多々ありました。しかし、対話だけではなく表情や小さな行動の変化から相手の気持ちを読み取ることを意識的に行い、数年間続けることで利用者やスタッフからの信頼を得て、大きなイベントの企画を任されるまでになりました。
このような経験を通じて、相手を尊重し、相手の立場になって共感し、最良の方法でサポートできる能力を身につけました。これらのスキルを活かして協力し、社会への貢献をしていきたいと考えています。
【深堀質問】
①苦労した点は何ですか。
②他の就活生にはない経験をしていたため、どのようなことをしたか
③強み、弱み
④周りからどんな人だといわれるか。
【深堀質問への回答】
①知的や精神的、身体的に様々なハンディキャップを持っているため、トレーニングが全く進まなかったところです。利用者それぞれで状況は全く異なり、一人一人適切な対応が変わってくるため、非常に戸惑った。そこで常勤スタッフや利用者の保護者の方に話を伺ったり、アドバイスを貰って粘り強くコミュニケーションや様々なアプローチを取り続けることで、少しずつ利用者の心が開いていきました。一人一人の状況を正しく把握するだけではなく行動を取り続けることの必要性もこの経験で学んだ。
②業務内容を簡潔に述べた
③強みは相手の立場に立って物事を考え、実行できること。弱みは気を配りすぎてしまうことです。これは障碍者施設でスタッフをしている際に感じました。相手の特徴や個性を理解することで相手の立場になって行動することはできた一方、相手に気を配りすぎてしまい、私自身のキャパに追いつかなくなりきつくなってしまう場面もありました。そこで現在は、他のスタッフと密に連携を取ることや利用者本人ともコミュニケーションを常に行うことで双方にとってポジティブな関係を築けていると感じています。
④私は周りから気が利くといわれることが多くあります。これは障碍者施設で様々な特徴を持っている人と多くコミュニケーションをとってきたからだと考えています。障害を持った利用者の立場になって考えて行動することやコミュニケーションをとることを続けていることで、障害者施設以外で友達や家族に対しても自然に相手の特徴や個性に合わせて行動ができているからです。気が利くという特徴はプロジェクトや仕事を円滑に進めるうえで大いに活かせると考えています。
④前質問の流れで、学生時代に力を入れたことを聞かれた
学生時代に最も打ち込んだことは、障がい者施設のスタッフとして施設利用者と一緒に12人で4時間を走りつなぐランフェスに挑戦するイベントを企画した経験です。
身体の不自由な方々にも運動の楽しさを知っていただくために常勤スタッフの方々と共にこのイベントへの参加を企画しました。利用者の多くは普段から運動をする機会が少なく、知的や精神的、身体的に様々なハンディキャップを持っているため、初めはトレーニングが全くと言っていいほど進みませんでした。そこで、一人一人と向き合うために利用者本人や保護者との相談を複数回行った。また、個々の特徴に合わせた練習メニューを利用者本人と一緒に考えることで、利用者の表情も変わりモチベーションを上げてトレーニングを続けることができた。その結果、当日は全員が複数周走りきることができた。
この経験から目標達成のためには自分たちから何かを提供するだけでなく相手の立場になって一緒に考えて行動することの重要性を感じることができました。相手の様々な事情に寄り添って適切な行動を選択し実行できる強みは、どのようなプロジェクトを進めていくうえでも大いに活かすことができると考えています。
⑤志望動機について
御社は、長い歴史を通して安定した製鉄システムの技術と基盤がある上、その経験を活かし一般ビジネスにおいても革新的なテクノロジーと経営戦略が集約されており、チャレンジできる場もあるため志望しております。人を第一に考えるという考え方は非常に共感でき、その中で私の専門知識や挑戦への意欲を活かし、成長著しい組織に貢献したいと考えています。
【深堀質問】
①業界の中でなぜこの会社を
②弊社を知ったきっかけ
③就活の軸
④どのようなエンジニア、社会人になりたいか。
【深堀質問への回答】
①私が御社を志望する理由は「IT技術を通して幅広い日本の産業をサポートし、エンジニアとして真の意味で人々のためになる価値を提供したい」という思いを実現できると考えたから。御社は製鉄システムを中心に幅広い業界の顧客にICTサービスを提供してきた実績があります。入社後は、IT技術に加えてコミュニケーションスキルやITスキルを身につけ、多様な企業の課題解決に取り組んでいきたいと考えたため
②IT企業を中心にマイナビなどの就活サイトで業界研究、企業研究をしている中で、「日本製鉄」の情報システム部門が独立しユーザー系SIer企業として御社を知りました。
③エンジニアとして真の意味で人々のためになる価値を提供したいという思いを実現できるか。この目標を達成できるかを軸にしている。CSに入ったが障碍者施設のスタッフや塾講師をしていてやはり私は人と接することや、人のためになることをすることが好き。仕事をするうえでも人のためになっていることを実感したい。大学で学んだことを大いに活かして人のためになる仕事がしたいと考えているため、この軸を持って就職活動を行っている
④信頼を得ることで社会貢献のために人と協力し、挑戦し続ける社会人になりたいと考えています。社会貢献は私の価値観の中心に位置しており、他人と連携して共通の目標に向かって努力し、持続的な価値を提供していきたいです。また、新しいアイデアやアプローチを探求し、絶えず向上心を持ち、社会貢献していきたいです。これらの価値観とアプローチを持つ社会人として、私は問題解決と持続可能な成長に貢献し、社会にポジティブな変化をもたらす社会人になりたいと強く考えています。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事(男性、20代半ば、スーツ) |
面接官の印象 | |
学生の服装 | スーツ |
面接の雰囲気 | 私自身緊張していたため、場の雰囲気を和ませようとしてくれてはいたが、フランクな感じはなく、受け答え1つ1つ評価されているなと感じた。 |
評価されたと感じたポイント | 自分が経験してきたことが珍しく興味を持ってくれて印象に残ったという点があった。何をしてきたかというよりも、詰まったときや挫折した時にどう対応したかやそこから何を学んだかの方を重視している印象であった。 |
対策やアドバイス | 面接の初めにまず逆質問をする時間を20分ほど貰った。そのため、逆質問はしっかり準備しておく必要がある。そのうえ、自分の意思を自分の言葉で伝えることが出来れば1次面接は通るのではないかなと感じた。 |