研究機関分野でのES対策について
ここでは国の発展や未知への追求など基礎研究を行う、民間企業に属さない非営利の研究機関であるアカデミアを指します。 仕事内容として、誰も解明できていない謎や試していないことに仮説・実験を繰り返し、その成果を論文にまとめ世界に発表する業務になります。 平均年収は約362万円で、大学の准教授として勤務できれば年収800万円を超えます。アカデミアは有期雇用が一般的で、雇用が安定していないことがデメリットです。 向いている人は特定の分野の研究を長期間にわたって行いたい人です。民間企業の研究職とは異なり、1つの分野を数十年という時間をかけて立証していきます。学会に参加する機会も多く、別の分野を取り扱っている研究者と会うことができるため、広い視野と情報を手に入れることができます。 またエントリーシートでは、何を実現したいのかを明記しましょう。なぜなら、企業の研究機関でも実現できることであれば、アカデミアを選ぶ理由にはならないからです。具体的には、今まで携わってきた研究によって生まれた仮説を解明したいなどです。学問の発展に貢献できる点で魅力を感じる業界です。